基礎・専門実験の様子をのぞいてみよう!

エレクトロニクスとコンピュータの実験。


 実験風景は、実験が始まり次第載せます。ここでは、授業内容を載せます。


電子工学実験T春セメスター(2年生春に行う基礎実験)

授業の概要
本実験は全く新しい理念に基づいて構成された実験コースである。即ち、従来のように与えられた公式をただ試すのではなく、実験を通して法則を発見してもらうのである。まず理論ありきでなく、まず測定をする、そしてこの特性はなにを意味するのか、どう利用できるのかと考える。内容的には基本的な受動素子の特性を実験を通して学ぶとともに、実験機器の取り扱いや計測の基本を実習する。ガイドブックに従って二人一組で次に掲げる項目について、実験を進めて行く。

授業計画
テーマ
内 容
第1回目
ガイダンス 実験の心得、パソコンの使い方、レポートの書き方
第2回目
電子素子の電圧電流特性 受動電子回路素子がどのような電圧電流特性を持つか
第3回目
直流回路の基本動作 キルヒホッフの法則を実験的に発見する
第4回目
テブナンの定理 テブナンの定理を実験的に発見する
第5回目
オシロスコープ オシロスコープの使い方を学ぶ
第6回目
交流回路における素子の性質 L、R、C素子が交流回路でどのような振る舞いをするか
第7回目
交流回路の基本動作 RL、RC回路の電圧と電流の位相
第8回目
交流回路の周波数特性1 L、R回路の周波数特性とローパスフィルタ
第9回目
交流回路の周波数特性2 C、R回路の周波数特性とハイパスフィルタ
第10回目
直列回路の過渡現象 RL、RC回路の過渡現象の観察
第11回目
共振回路 LRC直列回路の共振現象と回路の損失
第12回目
電気計器の基本的使用法 電圧計、電流計の使い方、負荷効果、分流器
第13回目
予備日 スケジュール通り実験が進まなかった人はこの日に行う
第14回目
予備日 スケジュール通り実験が進まなかった人はこの日に行う


電子工学実験U秋セメスター(2年生秋に行う基礎実験)
授業の概要
電子工学実験Iの続編である。電子工学実験Iと同様に本実験は全く新しい理念に基づいて構成された実験コースである。即ち、従来のように与えられた公式をただ試すのではなく、実験を通して法則を発見してもらうのである。まず理論ありきでなく、まず測定をする、そしてこの特性はなにを意味するのか、どう利用できるのかと考える。内容的には基本的な受動素子の特性を実験を通して学ぶとともに、実験機器の取り扱いや計測の基本を実習する。ガイドブックに従って二人一組で次に掲げる項目について、実験を進めて行く。

授業計画
テーマ
内 容
第1回目
ダイオードの特性1 │ダイオードの直流特性
第2回目
ダイオードの特性2 交流回路におけるダイオードの動作
第3回目
ダイオードの波形整形1 クリップ回路、リミッタ回路、クランプ回路の実験1
第4回目
ダイオードの波形整形2 クリップ回路、リミッタ回路、クランプ回路の実験2
第5回目
トランジスタ増幅の特性1 エミッタ接地回路における電圧と電流の関係
第6回目
トランジスタ増幅の特性1 交流入力に対するエミッタ接地回路の電圧波形の観測
第7回目
トランジスタ増幅の特性2 交流入力に対する自己バイアス回路の電圧波形の観測
第8回目
トランジスタ増幅の特性2 自己バイアス回路における入出力特性
第9回目
トランジスタ増幅の特性2 自己バイアス回路における周波数特性
第10回目
負帰還増幅回路1 負帰還増幅回路における入出力特性
第11回目
負帰還増幅回路2 負帰還増幅回路における周波数特性
第12回目
発振回路 正帰還をかけることにより発振回路が出来る
第13回目
予備日1 スケジュール通り実験が進まなかった人はこの日に行う
第14回目
予備日2 スケジュール通り実験が進まなかった人はこの日に行う
第15回目


電子工学実験V春セメスター(3年生春に行う専門実験)
授業の概要
電子工学実験I,IIを更に発展させた内容の実験を行う。講義や演習の進展と平行して、エレクトロニクスの研究や技術開発に必要な基本的知識および基礎技術の養成を目指している。実験テーマは、ハードウェアコースとソフトウェアコースに分かれており、受講者はいずれかを選択して実験を行う。実験は種々の装置やコンピュータを受講者自ら操作し、これまで学習した知識を体得し真実を見いだす点に大きな特徴のある重要科目である。

ハードウェアコースの実験テーマ

第1回 電磁界中の電子の運動
第2回 熱電対
第3回 FET(増幅器)
第4回 アナログIC(オペアンプの基礎)
第5回 変圧器
第6回 電源回路
第7回 トランジスタ増幅器
第8回 ディジタル基本回路
第9回 パルス回路(トランジスタ使用)
第10回 ディジタル回路(AND,OR回路)

ソフトウェアコースの実験テーマ
(C言語入門)

第1回 エディタ、コンパイラの使い方
第2回 入出力の使い方
第3回 繰り返しと条件判断(前編)または素数探索
第4回 繰り返しと条件判断(後編)またはバブルソート
第5回 配列または乱数
第6回 ポインターまたは文字列関数
第7回 関数または構造体
第8回 do文、switch文またはスタック
第9回 ビット演算子またはファイル入出力
第10回 復習とまとめ


電子工学実験W秋セメスター(3年生秋に行う専門実験)
授業の概要
電子工学実験I〜IIIを更に発展させた内容の実験を行う。講義や演習の進展と平行して、エレクトロニクスの研究や技術開発に必要な基本的知識および基礎技術の養成を目指している。実験テーマは、ハードウェアコースとソフトウェアコースに分かれており、受講者はいずれかを選択して実験を行う。実験は、種々の装置やコンピュータを受講者自ら操作し、これまで学習した知識を体得し真実を見いだす点に大きな特徴のある重要科目である。

ハードウェアコースの実験テーマ

第1回 発振器
第2回 半導体の電気伝導
第3回 半導体の光電変換
第4回 ベースバンドパルスの波形伝送
第5回 マイクロ波伝搬
第6回 変復調回路
第7回 ディジタル演算回路
第8回 直流サーボ
第9回 電気機械
第10回 演算増幅器を用いた微積分回路

ソフトウェアコースの実験テーマ
(UNIX入門)

第1回 Unixのインストール(1)
第2回 Unixのインストール(2)
第3回 Unixの基本操作&機能(1)
第4回 Unixの基本操作&機能(2)
第5回 X Window System
第6回 日本語環境
第7回 Internetへの接続と利用(1)(電子メール)
第8回 Internetへの接続と利用(2)(WWWブラウザ)
第9回 Unixでプログラミング(CとJava)
第10回 WWWサーバーとホームページ作り


 

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