電子工学科ではどんなことを学ぶのでしょうか?
情報技術時代を支える、”エレクトロニクス”と”コンピュータ”を自在に扱えるフレキシブルな技術者育成カリキュラム。
それでは具体的に、どんな科目を勉強することができるのか見て行きましょう。 まず入学時から、エレクトロニクスとコンピュータ全般にわたって基礎となる数学、電気・電子回路学や半導体、光、電磁波の基礎となる電磁気学などをしっかりと勉強します。 これと並行して、ワープロ、表計算、電子メール、インターネット関連とC言語プログラミングなどを楽しく学び、これを自在に活用できるようにします。そして、単なるコンピュ−タ言語にとどまらないコンピュ−タの基礎(オペレ−ティングシステム、アルゴリズムの概念など)も学びます。
1〜2セメスターでは、基礎教育を6〜7人単位のゼミ形式で行い、また物作りに親しみを持つことが工学の始まりであるとの考えのもとに、コンピュータや各種装置の製作を少人数単位で学ぶ科目(プロジェクト研究)も用意しています。
高学年になると広範囲にわたる専門的な科目(情報技術、集積回路、固体電子工学、システム制御工学、計測工学、通信工学など)を勉強し、材料、デバイスに留まらずシステム思考まで身につけます。この時期には豊富な演習があり、実際に実験を行うことで理解を深めます。 実験について詳しいことを知りたい人は、実際の実験の紹介がここにあります。 また、すべてを紹介しきれませんが電子回路シミュレーションやマイクロプロセッサ応用実験などのユニ−クな科目も数多く設けられています。
また、3年生では、全員夏期工場実習に行き、実際の企業体験をします。このころから、皆さんの就職への意気込みが見られてきて、勉学にますます燃えてくるようになります。そして、4年生での就職活動と、楽しい研究室での卒業研究活動が始まります。
また、各学年ともフレッシュマン教育、テーブルマナー、教養行事の旅、就職研修旅行などの1〜2泊旅行があります。
