玉川大学工学電子工学科の特色は?
マルチメディア時代を支えるフレキシブルな技術者を育成します。一年からゼミ形式の授業で懇切丁寧な指導。
私たちの身の回りにある家電製品、車、パソコン、通信から製造ライン、医療、環境、宇宙開発まで電子技術の成果は科学技術のあらゆる分野に導入され豊かな生活文化を生み出しています。特に近年、LSl(大規模集積回路)技術の飛躍的な発展は省エネルギー、省資源、省スペース、安全、省時間等に大きく貢献しており機器類の信頼性も夫幅に向上しています。
このように電子工学の果たす役割は、現代社会に大きな影響を与えており、電子技術者の需要は高く、先端技術が活用されているあらゆる分野での活躍の場が広がっています。
電子工学科では電子技術の現状と発展を踏まえて、半導体・デバイスから電子回路、通信、電子計算機、計測制御、システムにいたる広範な基盤技術を重視した教育を推進しています。また電子技術の高度化・細分化そしてシステム化・総含化という近年の流れの中で、急遠な技術革新に対応できるフレキシブルな技術者の育成に取り組んでいます。
本電子工学科では特に導入教育にカを入れており、1〜2セメスターでは、基礎教育を6〜7人単位のゼミ形式で行い、また物作りに親しみを持つことが工学の始まりであるとの考えのもとに、コンピュータや各種装置の製作を少人数単位で学ぶ科目(電子工学プロジェクト研究)も用意しています。
このような導入教育に始まり、各自の専門技術を体系化できるよう階層的で選択幅の広いカリキュラムを編成し、学生の多様なニーズに応えるために7通りのモデルコースを準傭しています。4年間の学生生活の総まとめとなる卒業研究では、各教授の指導のもとに研究の計画立案と実践、考察と体系化といった一運の研究活動に取り組みます。ここで得た”創造”の喜びと自立した技術音としての自信は、社会で活躍する際の大きな財産になることでしょう。
