社会科学における比較の方法 −比較文化論の基礎− |
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N.J.スメルサー著
山中弘訳
A5判上製・340頁
定価 |
:6,090円(税込) |
発行年月 |
:1996年4月 |
ISBN |
:ISBN4-472-10631-0 C3030 |
ジャンル |
:社会・文化 |
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本著ではまず、社会学の巨匠デュルケム、ウェーバーの業績を比較方法論の立場から整理し、その特徴と問題点を指摘。さらに、経済学、政治学、人類学などの広範な領域で行われてきた今日の比較論的諸業績を取り上げ、社会的現象における因果関係の確定に使われるさまざまな技法を検討する。 |
主な目次
比較分析家としてのアレクシス・ドゥ・トクヴィル
社会と変動に関するトクヴィルのパースペクティブ
比較社会学のプログラム
社会学における科学的知識
社会学が対象とする事柄について
社会学的研究における分類
デュルケムの比較社会学
ウェーバーの比較社会学
分類、記述、測定
変動を制御する努力としての科学的企て
比較分析における調査状況─単位、概念、標識、研究者
比較研究における変数
経験的標識の比較可能性
関連、原因、説明、理論
事例研究の種々の限界
事例の数を増やすこと
他 |
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