玉川大学出版部の本


英語はアジアを結ぶ

本名信行(青山学院大学教授)著

四六判並製・240頁
定価 :1,890円(税込)
発行年月 :2006年2月
ISBN :ISBN4-472-30292-6 C1082
ジャンル :文学・語学

英語は現在アジア諸国の共通言語であり、ほとんどの国で小学校から英語教育が行われている。ただしそれは、英米人の英語ではない。アジア各国の言語文化の影響を受けた英語であり、人々は英語で自己を表現する。本書では、日本におけるこれからの英語教育のために、アジア諸国でどのように英語が使われているかを展望する。

主な目次

はじめに
第1章   英語の国際化と多様化
英語の普及と変容/「世界諸英語」という考え方/英語の脱英米化/アジアの英語
第2章   アジア英語のいろいろ
インドの英語/タイの英語/ベトナムの英語/マレーシアの英語/シンガポールの英語/ブルネイの英語/インドネシアの英語/フィリピンの英語/香港の英語/中国の英語/台湾の英語/韓国の英語/極東ロシアの英語/近隣諸国の英語教育
第3章   日本人と英語
日本人の非現実的な英語教育(学習)モデル/現実的な英語教育(学習)モデル/異文化間理解とコミュニケーション/英語で「日本」を説明する/英語は仕事のことば/言語監査の実現に向けて
第4章   日本人とアメリカ英語
ダイナミックなアメリカ英語/自己の鏡としてのアメリカ英語/アメリカ人と世界諸英語
おわりに
参考文献一覧

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