アメリカ建国の精神　-宗教と文化風土- J. C. ブラウァー（元シカゴ大学教授）著 野村文子（川村学園女子大学助教授）訳 A5判上製・320頁 定価 ：5,040円（税込） 発行年月 ：2002年8月 ISBN ：ISBN4-472-40273-4 C3036 ジャンル ：宗教・倫理 アメリカ宗教史を歴史物語形式（ナラティブ）で語り継いだもの。アメリカの宗教と文化、その原点を読みとるアメリカ史入門書である。語り口は平明であるが内容は深く、このテーマに関する問題点をほとんどすべて網羅している。著者ブラウァーは、ロバート・ベラ、シドニー・ミードと並ぶアメリカ宗教界の重鎮である。 主な目次 はしがき 再版への序文 第1章　諸教派の到着 第2章　苦悩の増大 第3章　大覚醒運動 第4章　宗教と革命 第5章　重大な転機 第6章　ニュー・フロンティア 第7章　救いのための信仰復興運動（リバイバリズム） 第8章　紛争と新しい教派の出現 第9章　魂の再生 第10章　教派の源泉 第11章　奴隷制と分裂 第12章　戦争と再建 第13章　生き生きとした感情のほとばしり 第14章　信仰をめぐる戦い 第15章　社会正義 第16章　戦争と陽気な二〇年代 第17章　大恐慌、戦争、そして余波 第18章　新たな課題 参考文献 訳者あとがき