玉川大学出版部の本


<高等教育シリーズ74>
大学を語る −22人の学長−

天野郁夫(国立学校財務センター教授)編

四六判並製・324頁
定価 品切・オンデマンド対応
発行年月 :1997年9月
ISBN :ISBN4-472-09981-0 C3037
ジャンル :高等教育

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大学という組織体がいま、内部にどのような問題を抱え、どのように変わろうとしているのか-自ら舵を取り、さまざまな改革を成し遂げてきた個性的な学長たちが、変動期であればあるほど外部からはうかがい知れない大学の現実を、「たくまざる大学研究者」としての眼で語る。

主な目次

研究と教育にはお金がかかる-慶應義塾大学(石川忠雄)
新しい研究には実証が要る-東北大学(西澤潤一)
閉塞した音楽環境に風穴を-桐朋学園大学(三善晃)
成すべきことはもうやり遂げた-多摩大学(野田一夫)
知事と学長の似て非なるところ-獨協大学(恒松制治)
手づくりゆえにすべてにコミット-津田塾大学(天満美智子)
高邁なことが言えて泥も被れる-立教大学(浜田陽太郎)
学長職は新たなるチャレンジ-筑波大学(江崎玲於奈)
威張らず、飾らず、気取らず、位負けせず-関西大学(大西昭男)
日本を超えた大学づくりに挑戦-会津大学(國井利泰)
コンペティターは世界の大学院-国際大学(G. R. パッカード)
文部省はメートル、学長はセンチ、先生はミリの視点-鹿屋体育大学(今村武俊)
カトリック大学の今日的使命-南山大学(H. J. マルクス)
時期尚早というならば実験してみて実現する-聖路加看護大学(日野原重明)
大学にもスケールメリットがある-東京農業大学(松田藤四郎)
大きな船でも舵取りは一人-玉川大学(小原芳明)
伝統は変わることによって守られる-東京女子大学(山本信)
一方で突起をつくり、一方で横並びに進む-早稲田大学(奥島孝康)
無数の提案のなかから一つの流れを発見する-東京大学(吉川弘之)
このままでは、という認識が変革を推進する-立命館大学(大南正瑛)
学長は私のフィールドワークと思って- 一橋大学(阿部謹也)
動物学をやっていると周囲を活かすことが身につく- 滋賀県立大学(日高敏隆)

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