玉川大学出版部の本


<高等教育シリーズ67>
現代日本の専門学校 −高等職業教育の意義と課題−

韓 民著

A5判上製・220頁
定価 品切・オンデマンド対応
発行年月 :1996年12月
ISBN :ISBN4-472-10851-8 C3037
ジャンル :高等教育

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近代日本には、2つの「専門学校」が存在する。1つは戦前高等教育の一翼を担っていた旧制専門学校であり、もう1つは1975年に学校教育法一部改正により制度化された専修学校の専門課程においてのそれである。本書は、後者の専門学校を教育学的に考察し、中等後教育の大衆化に伴う今後の職業教育のあり方を模索する。

主な目次

本研究の課題と方法 先行研究の検討 専修学校の歴史的背景 戦前の各種学校/戦後の各種学校の発展/各種学校の性格と役割 専修学校制度の生成 各種学校制度の整備の歩み/専修学校法の審議過程/専修学校制度化の意味 専門学校の展開 専門学校の量的拡大/専門学校教育の定着 専門学校を支える社会背景 高学歴化の進行とその影響/産業構造と職業構造の変化/職業教育・訓練ニーズの変化 「準専門的職業」と高等職業教育 準(半)専門職業の特質 専門学校のカリキュラム 専門学校のカリキュラムの編成原理とその特質 

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