主な目次

まえがき

1章 道徳の本質と道徳教育――――堺 正之
　 1　道徳の人間学的根拠
　 2　道徳とは何か――道徳と倫理
　 3　規範としての法と道徳
　 4　道徳的価値
　 5　現代道徳教育の課題

2章 道徳教育の歩み
I．明治から第二次大戦まで――――生馬寛信
　 1　明治前期の道徳教育
　 2　教育勅語の発布と国定修身教科書の制定
　 3　大正デモクラシーと道徳教育改造運動
　 4　戦時下の道徳教育
II．第二次世界大戦後から平成へ――――冨江英俊
　 1　占領下の道徳教育
　 2　「道徳の時間」の特設
　 3　学習指導要領「道徳」の変遷
　 4　これからの道徳教育に向けて

3章 児童生徒の理解と道徳性の発達――――坂越正樹
　 1　道徳性の意義
　 2　道徳性の発達を規定する要因とその発達段階
　 3　児童生徒理解と道徳性の評価

4章 道徳教育の目標と内容――――村田 昇
　 1　道徳教育の目的
　 2　道徳教育の内容
　　 1　主として自分自身に関すること
　　 2　主として他の人とのかかわりに関すること
　　 3　主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること
　　 4　主として集団や社会とのかかわりに関すること
　　 5　4つの視点の関連

5章 道徳教育の全体的構想――――林 忠幸
　 1　学校における道徳教育の仕組み
　 2　道徳の時間の性格と役割
　 3　教科指導と道徳教育
　 4　総合的な学習の時間と道徳教育
　 5　特別活動と道徳教育
　 6　日常生活における実践指導
　 7　豊かな体験による道徳性の育成

6章 道徳教育の計画――――渡邉 満
　 1　全体計画
　 2　年間指導計画
　 3　学級における指導計画
　 4　道徳の時間の学習指導案
　 5　指導計画の評価

7章 「道徳の時間」の指導――――長野 正
　 1　「道徳の時間」の特質
　 2　道徳指導の内容
　 3　道徳指導の諸方法
　 4　「道徳の時間」の指導過程
　 5　道徳指導の評価

8章 家庭・学校・地域社会――――押谷由夫
　 1　生涯学習体系への移行と道徳教育
　 2　子どもから見た家庭・学校・地域社会の連携
　 3　家庭・学校・地域社会が連携したこれからの徳教育の展開

教育資料抄
　 1　教育に関する勅語
　 2　日本国憲法
　 3　教育基本法
　 4　学校教育法
　 5　学校教育法施行規則
　 6　小学校学習指導要領　総則
　 7　中学校学習指導要領　総則
　 8　幼稚園教育要領　総則
　 9　小学校学習指導要領　道徳
　 10　中学校学習指導要領　道徳