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農学部平成30年度「環境再生医初級認定講習」を開催

「環境再生医」とは、対象となる現場の環境状況を、「診断し、処方を作り、治療し、治療後のケアをする」という公益性の高い一連の作業を地域住民とともに担っていく「環境の総合医」のことを指します。この資格は、NPO法人自然環境復元協会・自然環境復元学会が協働して創設・公開された公益・非営利団体主宰の「民間資格」で、自然再生、環境再生を推進するための指導者育成を目的としています。

平成30年9月8日、玉川大学農学部生を対象とした「環境再生医初級認定講習」が行われ、受講資格を有する34名の学生が参加しました。本学農学部は平成18年度に自然環境復元協会より「環境再生医初級資格検定委嘱認定学校」として認証され、以降、多くの資格認定者を輩出してきました。

本年度も受講者全員が熱心に講習を受講し、卒業までに所定の認定講習科目の単位を修得することで、卒業時に「認定証」が授与されます。

本年度の受講生も有資格者の卒業生同様、玉川大学農学部卒の環境再生医として、日本ならびに国際社会において自然環境とこれを構成する物質循環の再生、および自然環境を核とした共生型社会の創出をリードしていく人材となることが期待されています。