芸術教育学科



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学びのジャンル

音楽コース

鍵盤楽器

ピアノを中心とした鍵盤楽器の演奏法を楽器の特色と共に学びます。鍵盤楽器を学ぶ上で重要となる基礎能力、楽譜を読む力(読譜力)と指使い(運指法)については、特に時間をかけ丁寧な指導が行われます。さらに表現力や技術力を高めるために、様々な練習を重ね、レベル毎に明確に設定された目標に向かって学習を進めます。音楽の授業における鍵盤楽器の役割は重要です。また、教育現場では、鍵盤楽器の演奏できる人材が常に必要とされています。現場のニーズに合った、求められる人材になるためにも、鍵盤楽器演奏の習得は音楽教員を志す者にとって最重要課題と言えるでしょう。ピアノやオルガンなどの鍵盤楽器を楽しんで演奏できる人は、それだけでも音楽教員への適性が高いと言うことになります。音楽の授業はもちろんのこと、様々なオケージョンで素敵な演奏を生徒さんに聴かせることが出来る・・・そんな先生になってもらうための授業なのです。

声楽

歌うということは人間の本質であり、本来話すことと同じくらい自然な行為です。そんなことをどうして大学で学ぶのでしょうか。この授業は、人体における発声器官の仕組みから学びを開始し、楽器としての身体を、皆さん自身のからだを通して体得しようというものです。響きのよい豊かな声を出すことは、それだけで精神を癒す効果があると言われていますが、もちろんそんな素敵な声は、聴いた人にも良い効果を与えるでしょう。人間はなぜ歌うのか。様々な声、様々な歌を知り、また歌の技能を高めつつ、人の声について、歌うということについて学んでゆきます。それらはあなたが教壇に立つとき、最も頼りになる知識のひとつとなるでしょう。

管・打楽器

打楽器、金管楽器、フルートやリコーダーなどを中心にその仕組みや奏法、授業への導入の仕方、扱い方などについて幅広く学ぶものです。また、洋楽器と和楽器を、音階や楽器を通して比較検討し、その特徴を学びます。吹奏楽やリコーダー・アンサンブルなど、部活動やサークル活動などの指導も念頭に、なるべく多くの楽器に触れ、様々な楽器の特質を知ることを目標にしています。また、それぞれに興味を持った楽器について学びを深めて行きます。

合唱

合唱は声を合わせ、心を合わせて演奏します。その時、その場に集まった者だけが体感できる楽器であり、その楽器を形成するのは、一人一人の声であり、表現力です。こんな素敵な楽器はなかなかありません。得手不得手はあったとしても、誰でも集まれば、声を合わせることは出来ます。そんな合唱を楽しむにはどんな知識が必要なのでしょう。また、合唱を指導するにはどんな技能がいるのでしょう。音楽の授業、部活やサークル活動、クラス合唱や行事など、あなたが教員になったら合唱と付き合うことになるのは必至です。授業では日本の民謡や邦人合唱作品、また、ヨーロッパの合唱作品にも触れ、幅広い合唱文化に触れることを目標としています。

美術・工芸コース

絵画

何かを造ろうとするときやイメージを伝えようとするときに、私たちは絵を描いてイメージを深めたり、言葉で表すことが難しい情報を伝えようとすることがあります。また、写生やスケッチを行う時には、描こうとする対象を意識してよく視ようとします。つまり描くということは、普段は見過ごしてしまうような事実に気付いたり、対象の理解を主体的に深める行為でもあるのです。さらに美術教育の指導者は、絵画の指導を通して、子供たちが本来備えている能力や感覚を呼び起こして育てたり、文化の理解を促すことが求められます。そして現代は、絵画と映像が融合したメディアアート的な表現や立体的な絵画作品、絵巻物をルーツとする、物語性を伴った劇画や漫画なども絵画の領域に含まれますから、幅広い学習が必要となります。

彫刻

現代は石、木、粘土などを素材とする彫塑の作品に加えて、プラスチック、ガラス、紙、合金、ゴム、砂、塩などの多様な素材が立体造形に用いられています。技法も溶接や接着などの方法もあります。音が出る作品、風で動く作品、あたかも生物のように歩く作品、数学の理論でつくられる作品、まるで建築のような作品、洋服のような作品、大地を造形するダイナミックな作品など、環境を形成してメッセージを伝える立体造形の可能性は多様に拡がっています。生活空間が立体によって秩序立てられているように、立体感覚や3次元の自由な表現を学び、表現力を高めると同時に、空間に関する感覚を高めて生活空間からメッセージを読み解くことや我が国の美意識に気付くことを学修します。

デザイン

私たちの身の回りにデザインと無縁のモノがあるでしょうか。私たちは携帯電話、家、自動車、食器、食品のパッケージ、文房具、靴、衣服、家具、印刷物など、無数のデザインされたモノに囲まれて生活をしています。デザインは造形理論はもとより、心理学、経済学、物理学、医学、農学、工学などの様々な学問や伝統文化を総合化して豊かな社会を築くためのものです。デザインに関する知識を深めて基礎的な技能を身に付けることは賢い消費者となることでもあります。また我が国においては産業活性化の観点からも初等、中等教育の段階からデザイン教育を重視していかなければならない状況にあります。そして近年は、メディア・アートとの繋がりも深まり、メッセージの伝達や、個人と社会をつなぐ媒体としてのデザインも重要です。
このようにデザインは現代になくてはならないものですから、その基礎からコンピュータを活用した手法まで学びます。

工芸

日本は芸術を生活空間に活かす工芸が盛んな国です。毎日使う食器をはじめ、着物や帯などの染織、扇子、団扇、花瓶、ふすまの引手、筆や硯など、私たちは実に多くの工芸品に囲まれて豊な生活を実現しています。特に陶芸はすそ野の広い分野です。暖かい土の感触と自由な造形、地域の風土と文化に根差した特徴あるデザインや炎が作り出す偶然性の面白さや不思議さが私たちを魅了します。このような工芸の作品に美しさやよさを感じるのも日本の美意識の一端が表われている証です。陶芸の学修を通して、我が国の文化、地域の魅力を制作に関する知識と技能と共に学修します。

美術史・美術理論

すぐれた芸術作品は、それを生んだ文化の結晶です。その作品が感動を呼ぶのには必ず理由があり、そしてそれは芸術家がなんらかの方法で作品に込めた、感動をもたらす要素がそこにあるからです。本学科の美術史や美術理論では、日本美術、西洋美術、デザイン、そして現代アートの作品の背景にある歴史を掘り下げ、心理学や社会学の理論も応用しながら、こうした「感動の要素」を言語化し、浮き彫りにする方法を学びます。さらにそれらの「要素」を、自身の作品の制作はもちろん、「鑑賞教育」など、美術教育の現場で応用する方法を探ります。

ワークショップ・アートプロジェクト

コミュニケーションがかつてなく大切なものとなっている現代の社会では、芸術の持つ、人の共感をよび、人を勇気づけ、そして人を鋭く刺激する力に注目が集まっています。芸術教育も教師が生徒に技術や素材の扱いかたを教えるだけではなく、芸術の体験を通じて、人々を相互の共感や、それぞれに眠っている感覚や可能性の目覚めへ導く役割を担っています。本学科では最新の教育学の成果を踏まえながら、ワークショップやアート・プロジェクトと呼ばれる新しい芸術実践の方法を学ぶことができます。地域の小学校や中学校、美術館との連携も行われます。

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