メディア・デザイン学科



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学びのジャンル

デザイン

グラフィックデザイン

ポスターをはじめ、商品のラベル、本の表紙のデザインやレイアウトなどに代表され、平面を媒体にして、目的に応じた情報を美しく明快に視覚情報化して伝達することがグラフィック・デザインです。公共の場で人々をガイドするサイン計画や、ピクトグラム(絵文字)、なども含まれます。「色彩学」や形の美しさを数理的に探究する「構成学」などの成果も参照し、サーベイからコンセプトワークを経て、視覚的に情報を伝達することを学ぶと共に、印刷メディアの素材やデータ作成の技術も学びます。

ウェブデザイン

情報通信のネットワークは世界規模となり、ホームページによる情報の発信や受信は一般化しています。ホームページのデザインをはじめ、グラフィックデザインをベースに動的な要素を複合させるなど、映像的表現や通信技術を踏まえて、サイバー空間におけるコミュニケーションの場としてのWebサイトを構築します。情報ネットワークや通信技術の発展に伴って、今後の発展や展開が期待される分野です。

光・空間演出/空間プロデュース

デザインの領域は常に広がり続けています。人の暮らしや集う場所を目的に沿って美しく意義あるものにすることや、空間にメッセージを託すなどの空間を設計するのもデザインの仕事です。空間全体のコンセプトを決定して、色彩や形態の用い方や配置はもとより、照明あるいは映像プロジェクションによって演出する等、近年の映像機器の劇的な進歩が、空間表現の方法を大きく発展させています。結婚式の演出、イベント空間の演出、テーマパークの演出、ショーウインドーのディスプレイから身近な生活空間の演出など、多様なシーンで空間演出は求められています。

メディアアート

映像/写真

わたしたちは有史以来、身の回りにあるものやできごとの不思議に惹かれ、その姿を写し取ろうとしてきました。写真やビデオといった映像テクノロジーはその延長で生まれ、今やスマートフォンに搭載され、ソーシャルネットワークによって、単なる記録を超えて、わたしたちのコミュニケーションのツールとなっています。映像環境の変化を踏まえた理論や写真、映像、CGの技法を学ぶとともに、CMや放送番組制作、ミュージック・ビデオの制作など、音楽と融合した総合的な映像表現にまでつなげてゆきます。今日、映像表現の需要は産業面でも芸術面でも高まっています。

コンテンポラリー・アート/インターメディア・アート/総合造形

いまからおよそ100年前、身の回りの雑貨を組み合わせて独創的なイメージを生み出す「オブジェ」をはじめ、「手の技術」よりも自由で柔軟な発想や「コンセプト」、すなわち「知の技術」を重視する芸術が始まりました。芸術の理論を学ぶことで発想を柔軟にし、その発想に従って、さまざまな技法や素材を自在に組み合わせた作品を制作します。さらに単科大学と異なる総合的な芸術学部の特性を活かして、映像、ダンス、音楽はもとより異分野とのコラボレーションも積極的にすすめます。

コンピュータグラフィクス

映画や放送番組をはじめ、デザイン、各種のシュミレーション、設計など、コンピュータグラフィクスの活用は広範囲に及んでいます。キャラクターデザインも3DCGを活用した3次元デザインが行われ、教育場面でも従来の教材教具から3DCGによるアニメーションが活かされるなど、動画と音楽を組み合わせた視覚と聴覚を融合させた新たな融合表現として発展しています。ソフトウエア(MAYA)の操作を基礎から学び、新たな表現領域の拡張に挑戦します。

コンピュータ音楽・音楽理論

作曲、作品制作

最先端のコンピュータ音楽技法、作曲理論、オーケストレーション、編曲を学びます。コンピュータ音楽や電子音響作品のみならず、光・空間演出、コンピュータ・アニメーション、ダンス、コンピュータ・グラフィクス、ビデオ映像などと音楽を組合わせたマルチメディア作品、器楽曲、声楽曲、そして演奏者や観客がコンピュータ制御のセンサー・システムとリアルタイムに反応するインタラクティブ作品などを制作します。総合大学である利点を最大に生かし、音楽以外の芸術領域や技術を取り込んだ作品を制作することが可能です。

音楽音響プログラミング

自動作曲プログラムや音響合成プログラムの書き方を学びます。自動作曲で用いられるリンデンマイヤー・システム(植物成長の数学的モデル)、マルコフ・チェイン(連続する確率的な事象)、遺伝的アルゴリズム(生物の遺伝モデル)の理論を学び、自動作曲プログラムを書き、自動的に曲を生成します。また、信号処理の理論を用いた音響合成プログラムを作成します。さらに、ネットワーク・プログラミング(ネットワーク上で動くプロブラムの作成)の技法を学び、今後さらに発展が予想されるインターネット上の音楽配信や遠隔セッションの方法を学びます。プログラミング言語は、Java、C++、コンピュータ音楽言語RTcmixやMax、Processingなどを使用します。このようなプログラミングを学び、オリジナルのコンピュータ・プログラムを作成することによって、市販のソフトウェアでは実現できない作品制作が可能となります。

音響合成・音響処理

現代のコンピュータ音楽で用いられている音響合成と音響処理の理論を学びます。サンプリングや量子化といった信号処理の基本的な概念の理解から始めて、加算合成、FM合成、物理モデル、グラニュラー合成、チャンネル・ボコーダー、フェイズ・ボコーダー、各種フィルターなどの理論を理解し、実際にそうした信号処理技術を用いて音の合成や処理の実習を行ないます。こうした理論の学習と実習によって、市販の機材の仕様に制約されない作品制作が可能となります。また、レコーディングとミキシングの実習も行ない、制作した作品を効果的に発表する方法を修得します。

音楽理論

作曲および音楽の研究に必要な音楽理論を学びます。作曲の基本である和声学や対位法は、一年次はグループ・レッスンで、二年次からは個人レッスンによって、高度な技能を習得します。理論の学習と実習による技能の習得は、完成度の高い作品の制作には不可欠です。さらに、無調音楽のピッチ理論であるピッチクラス集合論や調性音楽の構造を探求するシェンカー理論など、現代の最先端の音楽理論も学びます。こうした理論は無調音楽作品の作曲、音楽分析、自動作曲プログラムの作成、あるいは音楽研究にとって必要であり、わが国では玉川大学芸術学部メディア・デザイン学科でのみ学習することが可能です。

造形理論・芸術史

造形理論

デザイン理論や写真史、アニメーション・漫画論、映像芸術論などの授業が用意されており、造形芸術の理論を広く学ぶことができます。3年次、4年次のゼミでは、各自のテーマに基づいた理論的研究を行い、その上で実際に制作することも可能です。コンセプト・テーマについてより深く考えるために、プレゼンテーション・ソフトを使って口頭発表を行い、教員や他の受講者に批評・コメントしてもらう機会が設けられています。卒業研究としては、口頭発表+実作品の形式か、造形理論に関する卒業論文を選択することができます。

デザイン史

人類の歴史は様々な目的を達成するためにモノを作ってきた歴史でもあります。それは機能性の追求ばかりではなく、ノスタルジーや希望などの感情を映し出す装置だった場合や国力を高めようとする教育的なアプローチとして求められるなど、デザインの歴史を学ぶことによって、人間と社会の関係や国際関係を知ることが出来ます。過去を知ることは今を正しく知ることであり、未来を築く知のエネルギーとなるのです。アール・ヌーヴォーや合理主義のデザイン、ポストモダニズムのデザインなどについて学びます。

西洋美術史・建築史

古代から近現代に至る西洋美術の歴史を学びます。絵画・彫刻・工芸の主題を読み取り、それぞれの時代、地域における表現形式の違いや時代背景などについて考え、作品研究、作家研究を行います。本学科では建築や庭園も研究対象に加え、建築の象徴的意味を読み取るための「建築図像学」を教えています。例えばゴシックの大聖堂やバロックの宮殿を、建築と絵画、彫刻、工芸が有機的に結びついた「総合芸術」としてとらえ、研究することが可能です。4年次のゼミナールでは、各自が選んだ芸術家、作品について深く探求し、卒業論文としてまとめます。

コンピュータ・サイエンス

コンピュータは社会基盤システムから個人の利用まで、私たちの生活を便利に豊かにするために必要不可欠なものとなりました。最近では、パソコンという形態だけでなく、スマートフォンや身近な電気製品にも組み込まれています。アートの世界でも、このようなさまざまなIT技術を活用した表現が広がっています。私たちの生活や社会とコンピュータの関係とともに、アート作品への応用を含めて幅広く学びます。

プロジェクト

企画、経営、応用

修得した知識や技能を活かして社会で実践することが、芸術による社会貢献の実践力を身に付けることに繋がります。プロジェクトは企業、官庁、自治体などの外部の組織や団体と連携をしておこなう実践型授業です。問題発見の取り組みから課題を設定して芸術を活かした解決に取り組みます。情報の収集と分析。企画を立てるコンセプトワークやディスカッション、プロモーションやプレスリリース、危機管理、総合的なマネジメントや制作を、プロの社会人と共にプロジェクトをチームを編成して遂行します。テーマは現代の課題に対してアートをツールに最適解を導き出すことです。これまで、地域振興テレビ番組の制作、テレビ局のCM制作、東日本大震災復興支援、国際展のプロモーション、博物館、小学校、企業をつないだ環境教育、有名ホテルと連携したイルミネーション制作など、多数のプロジェクトの実績があります。なお、平成24年度は町田市教育委員会より学生プロジェクトチームに対して、学校教育の発展に貢献したことにより感謝状が授与されました。

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