商品開発、経営者・管理者をめざす

商品開発、経営者・管理者をめざす

工学をベースに科学的な経営の可能性を探り、多彩な視点から経営企画力を身につけられるカリキュラムを用意しています。
経営の基本となる、「人・情報・環境・金」をキーワードにして、グローバル社会で通用する「基本学力」、「人間力」を育み、「専門実践力」として効率的なマネジメントの理論と手法を修得。
経営者、管理者(マネージャー)、経営コンサルタント、中小企業診断士、システムエンジニア、そして数学教員など、第一線で活躍する人材を育成します。

4年間の学び

工学的・科学的な視点からマネジメントを学ぶ

「人・情報・環境・金」の4つの主要な経営要素を重点的に学び、幅広い視野を備えたマネジメント力を養います。教員も経営工学、自然科学の研究・教育の専門家で構成されており、品質管理、経営戦略、企業会計など、多様なカリキュラムの履修が可能です。
1年次には、学科共通の基礎科目をしっかりと学びます。そして1年次の最後に、自分の夢の実現に向けて専門領域を選択。2年次にはそれぞれの領域における基礎知識を養い、3年次以降は専門性を高めていきます。4年次には高度な専門カリキュラムに加え、卒業プロジェクトで、4年間の学びの総仕上げを行います。
中学校・高等学校の数学教員をめざす学生は、1年次終了時に数学教員養成コースを選択し、数学教育と学級運営のためのマネジメント力を学びます。

4つの専門領域と数学教員養成コース

1年次終了時に、4つの専門領域と数学教員養成コースから
将来の希望に合わせた領域・コースを選択

経営情報システム領域

企業の経営者、管理者(マネージャー)、経営コンサルタントをめざす領域です。企業実習などの実践的な学びを通して、企画力、管理能力、会計スキル、分析力、戦略立案と提案力、経営課題解決力など、現場で求められる経営者の専門能力を養います。

ファイナンス領域

金融企業の管理者(マネージャー)、ファイナンシャルプランナー、経済アナリストをめざす領域です。金融機関(銀行、生命保険、証券等)において不可欠な、顧客資産の情報収集や分析力、幅広い知識を身につけ、貯蓄・投資等のプランニングに必要な能力を高めます。

サービスマネジメント領域

サービス・製造業界の経営者・管理者をめざす領域です。21世紀に入り、サービスの提供者と受け手が『サービスの価値をともに創る』という考え方になっています。サービスの価値共創プロセスをマネジメントし、まだ世の中にないモノやサービスを創り出す力を養います。

マーケティング・データサイエンス領域

統計学をビジネスに活用できるマーケティングのプロをめざす領域です。どの業界・職種でも、データ分析のための統計学の重要性が高まっています。商品企画や開発で、種々のデータを分析し、顧客のニーズを把握するなどの科学的なアプローチ手法を身につけます。

数学教員養成コース

数学とマネジメントの両方を学びながら、中学校・高等学校の数学教員をめざすコースです。
数学教員に必要となる数学の専門科目を基礎から高度な分野までを学修。合わせて、学校や学級を運営していくマネジメント力を育成します。

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カリキュラム

カリキュラム

Pick Up 講義

導入ゼミ1年次春学期

導入ゼミ

大学4年間で学ぶために必要な、目標の立て方や学修方法の基本スキルを修得できる本学科独自の科目です。各研究室の研究内容の理解、文章の書き方の実践講座などのプログラムを実施。また1人の教員と10名程度の学生によるグループ研究を通して分析能力やプロジェクト運営能力、協調性などを磨きます。

オペレーションズリサーチ4年次春学期

オペレーションズリサーチ

オペレーションズリサーチ( OR) とは、社会や組織が直面する諸問題を解決するための科学的な技法の総称のこと。この授業では、オペレーションズリサーチの基礎から応用までを学修します。経営に関する諸問題を数理モデルとして定式化し、最適な意思決定を行うための実践的な手法の修得します。

取得可能免許・資格

  • 教員免許状
    中学校・高等学校教諭1種「数学」
    小学校教諭2種免許状
  • 環境マネジメントシステム内部監査員
  • 品質マネジメントシステム内部監査員

卒業後のキャリアイメージ

  • 経営者
  • 管理者(マネージャー)
  • 経営コンサルタント
  • 税理士
  • ファイナンシャルプランナー
  • 消費生活アドバイザー
  • 商品プランナー・コーディネーター
  • システムエンジニア
  • マーケティングコンサルタント
  • ISO14001内部監査員
  • ISO9001内部監査員
  • 中学校・高等学校「数学」教員※など

※「数学教員養成コース」に所属することが条件となります。
また、小学校教諭2種免許状を取得するには別途、履修条件があります。

カリキュラムの特徴

即戦力を育成するためのカリキュラムとサポート体制

マネジメントサイエンス学科は、履修内容を確実に自分のものにできるよう、専任教員が徹底的に指導を行っています。そうして得た知識・技術を実践と結びつける、実践力を重視したカリキュラムが特徴です。さらに、自分の関心に応じて他学科の科目も受講することができます。

特長

01

社会での実践的な
「マネジメント力」を修得
社会での実践的な「マネジメント力」を修得

1年次は、教養を高め専門科目に進むための下地を作る時期と捉え、「基礎学力」や「人間力」の育成に注力。2年次から専門領域での学びを加速し、「専門実践力」を育んでいきます。専門である経営工学分野は関連する領域が多岐にわたるため、経営学、工学、数学・物理学、自然科学の領域までがカリキュラムに含まれます。このように幅広い領域を学ぶことで、科学的な手法で仕事をマネジメントする知識とスキルが身につきます。

特長

02

他学部・他学科科目を
学べる「履修制度」
他学部・他学科科目を学べる「履修制度」

本学科では、8学部17学科が集う総合大学のメリットを活かし、所属学部以外の学部・学科で開講している科目を、選択科目として履修することができます。個人的に興味や関心がある、将来に役立つかも、自分の専門とコラボして新たな世界を拓きたい、そんな学生に芽生えた好奇心のドアを開き、自分自身の世界を広げていく後押しをする制度です。

※科目や履修スケジュールによっては、受講できない場合もあります。

特長

03

学修効果を高める
「支援体制」
学修効果を高める「支援体制」

科目講義の前後に行う予習・復習を重視している本学科は、少人数で使用することができる自習室を設けています。自習室には専門のスタッフを配置し、学生の自発的な学びをしっかりとサポート。特に数学系や英語系などの主要重点科目には、それぞれに合わせた予習・復習サポート体制を準備しています。さらに、教員のオフィスアワー制(教員が研究室に滞在する時間)を設けているので、授業以外でも疑問点などを個別に相談することができます。

数学教員育成コース

科学的思考とマネジメント力が強みの数学教員に!

科学的思考とマネジメント力が強みの数学教員に!

マネジメントサイエンス学科では、1年次秋学期終了時に規定の成績をクリアした数学教員をめざす学生を対象に、2年次から数学教員養成コースを設置しています。数学教員に必須の代数学、解析学、幾何学といった数学の専門科目を重点的に学び、同時に玉川大学の「全人教育」の理念を実践すべく、知識だけでなく人間力のある教員育成をめざすカリキュラムを整えています。また本学科ならではのマネジメント力を育成する科目も用意しており、学級経営、教育的活動を企画・実施する際に必要なマネジメント力も高めていきます。
さらに、教員採用試験突破に向けた教員採用試験対策講座も充実。教員として活躍する卒業生を招いての採用試験の概要解説講座や、全国各地の教育委員会担当者による教員採用説明会の実施など、玉川大学独自のプログラムを積極的に展開しています。

研究室Pick Up

新しいサービスの概念を学び
知識社会で活躍できる人材を育成

新しいサービスの概念を学び知識社会で活躍できる人材を育成

経営資源を効率的に活かすマネジメントについて、人と環境の知識をベースに、サービスという概念から取り組んで学びを展開します。学生が目的を貫徹できるように支援しながら、社会で不可欠なコミュニケーション力やマネジメント力を鍛えます。

サービス知識科学研究室 根上 明教授

自分の研究テーマを発表し、先生を含めてゼミ生でディスカッションを行う。
自分の研究テーマを発表し、先生を含めてゼミ生で
ディスカッションを行う。

サービスにはいろいろな定義がありますが、「人や組織がその目的を達成するために必要な活動を支援する行為」と考えています。サービスは、「価値共創」という言葉にも置き換えられます。例えば、受容者の目的が達成できるように提供者が働きかけます。目的が達成されれば受容者には満足感が生まれ、それが提供者に伝わることで、提供者にもサービスをしたことによる満足感が生まれます。お互いに新しい価値を生み出すことができるため、「価値共創」の関係が生まれるのです。それが、「サービス・ドミナント・ロジック」という、新しいサービスのあり方です。また、私自身はかつて、玉川大学を創立した小原國芳先生にあこがれてこの大学に入り、“労作(自ら考え、自ら体験し、自ら試み、創り、行うことによってこそ、真の知育、徳育が成就する)”教育を学びました。その後のビジネスマンや塾経営時代の体験をミックスして、体験的な学習に取り組んでいます。それを周囲からは「アクティブラーニング」と言われるようになりましたが、私の中では労作教育を今の時代に引き継いだものだと考えています。

自分の研究テーマを発表し、先生を含めてゼミ生でディスカッションを行う。

このゼミでは、『一人ひとりが変化・成長し続けるために議論し、お互いに高め合う。そしてイノベーションを創り出せる「知のコーディネーター」になる。つまり知識社会で活躍できる玉川っ子を育成する。』ということを、目的に掲げています。基本的には2年次秋学期のプレゼミから開始し、研究に対する準備を行います。3年次では、春学期に基礎・基本を学び研究テーマの概略を決め、研究計画提案書を完成させ、秋学期にサービス研究の文献をもとにゼミで議論します。そして4年次になると、最初に卒業研究のための研究計画書を作り、それに伴って卒業研究に取り組んでいきます。
かなり厳しいですが、最後まで頑張ったら、間違いなくやっただけの成果や喜びが手に入れられる。それまで学生が諦めないように支援するのが私の役目で、それが僕から学生に向けたサービス(支援)です。また、大学が終わったら勉強が終わりではなく、社会に出ても同じです。学生には生涯学び続けてほしいと思っています。

根上 明教授

根上 明教授

玉川大学農学部卒業後、商社を経て学習塾・杉山教室代表取締役。2013年に北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科を修了。玉川大学工学部マネジメントサイエンス学科非常勤講師、准教授を経て教授。

STUDENT'S VOICE

ゼミでの学びは厳しいですが、
主体的に動けるようになり常識も身につきます

工学部 マネジメントサイエンス学科 サービス知識科学研究室4年
小幡 千晟さん

小幡 千晟さん

ゼミでは、まずレポートや論文の書き方を学んでから、知識科学やサービス学などの専門領域に進みます。毎回、テーマに沿って、グループディスカッション、プレゼン、復習と掘り下げていきます。この1年で大きく変わったのは、主体的に動けるようになったこと。自ら学んで自ら質問しないと知識は得られません。文書の構成力や話し方、話す順序、説得の仕方なども大きく向上したと思います。それと一般常識、例えば時間厳守やチームワーク、人の信頼をなくさないようにすることを心掛けるようになりました。
また、以前に国際ボランティアに参加した際、他国からのボランティア参加者の主体性の高さに驚いた経験があります。そこでボランティアで知り合った各国の友人たちにアンケートの協力を依頼しました。ボランティア経験者と未経験者でどれくらい主体性に差があるかを、サービス・ドミナント・ロジックにあてはめて解析することを、卒業研究のテーマに据え、今、取り組んでいます。