エンジニアリングデザイン学科

川森重弘先生(材料加工システム4研究室)

研究のキーワード粉末冶金  固体物性(磁性・金属・低温)と機能  メカニカルアロイング法を用いた複合材料の創製

川森重弘先生(材料加工システム4研究室)

末冶金は、製品製造のコストダウンが図れる上に、タングステンやモリブデンなど融点が高過ぎるために合金にすることが困難だった難加工材の合金や、比重が違うために均質な混合が難しかった金属でも均一な組成をもつ合金が作れたりなど、さまざまな利点があります。粉末冶金法を用いて新材料を創製する。これがこの研究室の目標です。例えば、自動車のエンジン(ピストンやエンジン室)の部品には、熱にも摩擦にも十分に強く、その上で、より軽い材料が求められます。これを実現するために研究されているのが、粉末冶金によるマグネシウムとセラミックスの複合材料です。また、“フィルタ”を兼ねた金属部品や潤滑油を染み込ませた金属部品などに応用できる多孔質の合金を製造する技術の研究も進めています。粉末冶金は粉末を混ぜて、その成形体を焼き付ける加工法ですから、粉と粉の間の微細なすき間(孔)を持つ材料ができます。金属粉に均一な大きさの“寒天”の粉を混ぜ、その成形体を焼いて寒天をとばすことで、調整された均一な大きさの孔をもつ材料となるのです。

さらに最近では、粉末冶金以外の研究として、鉄のサビを使って水素を製造する技術などの研究も始めようとしています。

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