機械情報システム学科

玉川大学工学部 > 機械情報システム学科 > 担当教員・小島比呂志

小島比呂志先生(脳・神経システム科学研究室)

研究のキーワード神経生理学  分子生物学  薬理学  電気生理学  シナプス伝達機構  2光子レーザー顕微鏡

とつ一つの神経細胞レベルで見た中枢神経系のはたらき、とくにシナプスでの情報伝達を研究しています。最終的な目標は、脳のはたらきを知ること、そして、人間とは何かを知ること。それによって、「精神疾患の治療」や「ロボットなど、工学的な応用」といった応用面での成果や、「新たな生物的学問分野の発見」、「人間の精神的な営みである“文化”への理解」、などの基礎的な成果につながると考えています。研究をすること自体が、人間に対する問題意識を深化させます。

研究方法は、電気生理学やイメージングなどの計測方法と、遺伝子組み換え動物や分子生物学的研究方法を組み合わせた手法。実験結果は、定量的に表現することが基本です。計測に使用している「2光子レーザー顕微鏡及び多点高速刺激装置」は、ドイツの光学メーカーまで何度も足を運んで開発した独自の実験システム。国内では本学にしかない貴重なものです。イメージング解析と紫外線と赤外線レーザービームによるuncagingでの神経細胞微小領域・多点高速刺激が可能なこのシステムは、神経科学研究の一分野をリードできる能力を備えています。

脳も他の身体器官と同様に物質で構成されています。従って、脳のはたらきは、現在知られている物理学や化学、生物学などの自然科学の法則で記述できるはずです。しかし、新しい自然科学の方法をこの脳のはたらきの理解のために生み出す必要もあるかもしれません。しかしながら、それにはあと500年くらいの時間が必要でしょう。ですからまずは、最先端の科学技術を神経細胞やシナプスのようなごく基礎的な部分へ応用し成果を積み重ねていくことが大切なのです。

小島比呂志先生(脳・神経システム科学研究室)

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