機械情報システム学科

岡田浩之先生(認知発達ロボティクス研究室)

研究のキーワード認知科学  知能情報学  認知発達  人工知能  ニューラルネットワーク

「認知発達ロボティクス」とは、知能の情報数理的な解明によって数理モデルを作り、認知や学習、思考、判断、感情といった人間独自の機能をコンピュータプログラムで実現しようという学問分野です。「数理的な解明」といっても、重要なのは、机上の計算ではなく具体的な調査・実験・検証。『赤ちゃんラボ』や『玉川ロボットチャレンジプロジェクト』などのプロジェクトに参加しているのもそのためです。

玉川赤ちゃんラボ

赤ちゃんは、学習の天才です。何も教えなくても「歩行」という非常に複雑な動きができるようになりますし、数ヶ月でどんな言語(母語)もペラペラになります。“人工知能”実現の鍵は、ゼロの状態から目まぐるしく発達していく赤ちゃんの脳のしくみにこそあるのです。
『玉川赤ちゃんラボ』には、2歳半までの乳幼児約1000名が赤ちゃんラボ会員として登録されており、研究所内の実験室とプレイルームで行動実験や観察による研究を行っています。ここで進めているのは、「乳幼児の言語音声に焦点をあてた言語・認知発達」の研究。誕生後の数年間で、生得的な音声処理・認知能力と周囲との相互作用により、言語環境に適した認知能力や社会的コミュニケーション能力が創発・発達していく過程とメカニズムの解明に取り組んでいます。これらの研究は、慶応大学、東京大学の研究者や複数の企業との共同により行われており、また研究成果を言語・音楽教育へ応用する試みも積極的に行っています。

玉川ロボットチャレンジプロジェクト

ロボット工房は、単に学術研究にとどまらず、幅広い対象への「ものづくり」教育の題材となる設備。この工房を拠点に、世界的なロボット技術の競技会である『ロボカップ』に挑戦するPBLプログラムが「玉川ロボットチャレンジプロジェクト」です。玉川大学の脳科学の研究成果を活かした知能ロボット開発力を武器に、サッカー四足アイボリーグでは2005年から世界大会の常連に、2008年から新たに参戦したロボカップ@ホームリーグでは、ワールドチャンピオンの座を獲得しました。

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岡田浩之先生(認知発達ロボティクス研究室)

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