心のアルゴリズムの理解を目指して
(脳認知計算論)

 人間の心は複雑で一般的には理解することも予測することも難しいものです.しかし,場面を絞り込んだときにはけっこう規則的な振るまうするようにも思います.大森研究室は,この心の振る舞いを脳の情報処理として明らかにし,ある程度明確になるものについてはアルゴリズムとして記述し,さらに人工的な手段により実現することを目指しています.

そのために本研究室は人間のいろいろな行動場面での認知過程を観察・推定することで,心を構成する脳の情報処理の基本動作原理,すなわち認知アーキテクチャの研究を行っています.

具体的には,我々は以下にあげるような場面・課題における人間の行動を,計算機シミュレーションや行動実験,さらには脳計測などの手段を用いて明らかにし,さらに計算モデル化することで実現することを目指しています.これにより,将来の人間社会において真に有効な人間活動支援を行なうことのできる,ロボットや機器の開発を目指します.

J. ロボットの対人インタラクション方式の開発と検証


 ・協調タスクにおける他者の意図推定と自己の行動決定

 ・知能ロボット研究施設 と ロボット工房


K. 自動車運転者の認知過程の計算モデル化


 ・ロボットカー とは何か

 ・自動車運転者の行動シミュレーション


L. 行動や言語の発達過程の解明と計算モデル化


 ・他者がいるということの効果:対戦ゲームの認知過程


 ・言語習得のメカニズムと方法論

これらはいずれも,他者に対する認識・推定・行動といった対人インタラクション場面での我々の認知過程の理解と,その計算アルゴリズム的な記述による実現に関する研究です.


ゼミ・研究会活動


本研究室では,ここの学生さんの卒論や修論の研究指導だけでなく,以下のゼミや研究会を開催し,関連研究者や同じ興味を持つ人たちの集まる場を提供しています.

OMO研ゼミ
他者理解ゼミ
大森研定例ミーティング

ここまで