高校生の研究・学術機関等訪問研修  2008.07.02
神奈川県立大磯高等学校の1年生20名が,総合的な学習の時間「研究・学術機関等訪問研修」のため,ミツバチ科学研究センターにやってきました.玉川大学のミツバチ研究は,分子生物学から養蜂学までの広がりを持っているので,こうした研修では,関心分野が生徒によって異なっていても,何らか得るものがあると考えてお受けしています.

研究・管理棟前に集合.見学の始まりです.午前中は,2班に分かれて,サンタルチア蜂場と遺伝子解析室を交代で見学,午後は2班合同で講義を受けてもらいました.

「これから向かう蜂場は,大学の一番奥にあります.頑張って歩いて下さい」

遺伝子解析室では

「ここは遺伝子,つまりDNAの実験をやっている研究室です.今日は細胞からDNAを取
り出すという簡単な実験をやってみましょう」

糸状のDNAが出てくるかな?糸状のDNAが見えるかな?
サンタルチア蜂場では

「この巣板一枚で何匹ミツバチがいると思いますか?」

500,1000,10000匹? 

「正解は両面で2000〜2500匹(ミツバチが巣板を覆い尽くしている場合)」

かわいい?けど,まだちょっと距離を置いていたいかな...

ロケットや飛行機の壁面にも使われる,ハニカム構造のおおもとはこの蜂の巣.ミツバチが自然に作った巣を手にとってみると「軽い!」.

自然の素材を実感する瞬間です.