コーネルフォト日記−4(4月13日)

急速に春らしくなってきました. 今日は雨が降っていますが,一雨ごとに春が加速されるのは日本と似ています.リデル周辺の森にもいろいろな花が,突然のように現れて目立つようになってきました. ここ2−3日の植物写真で紹介します.
 
木々の芽生えも順調です.ヤナギは満開,その他の木も芽吹き,花が咲いています.この間まで枯れ木だった枝が,ほんわりとした黄色や黄緑色に染まっています.ハンノキは真っ赤でした.
 


ザゼンソウの仲間でしょう.森の中の湿地にたくさん生えています.もう葉が伸び始めていました.そこら中にあるんですが,つい先日まで気付きませんでした.

 

 

芽吹いたばかりで,もう花を開いていました.植物名は不明です.

 

キンポウゲ科イチリンソウの仲間でしょう.葉でしっかりとつぼみを守っている様子がほほえましいですね.やがて花柄が伸長して花が咲きます(右).

 

森の中で美しい青い花を咲かせていました.これもキンポウゲ科の花でしょう.全体に,緯度が高いせいもあるのでしょうが,日本の山地帯の植物に近い感じがします.


一部の花弁を誰かにかじられてしまいました.上の植物と近縁でしょうが,こちらは花柄に毛が密生していません.
 
おなじみのタンポポ,ヒメオドリコソウにイヌノフグリ,まるで日本の春のようです.
青い花(紫を含む)が多いような気がしますが,これも亜高山帯的特徴でしょうか.
 
庭木の中ではレンギョウが目立ちます.黄色が好きなんでしょうか?あちこちに植えられていました.
サクラも何種類かがあるようです.国旗は去年の9月からでしょう,同じニューヨーク州ということでよく見ます.少し色あせていますが,サクラともよく合います?
アセビにコブシ,どれも日本でもおなじみですね.やっぱり気候的に近いものを感じます.

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