コーネルフォト日記−18(8月15−16日)

コーネルの 隠れた名所?主に中村が植物や動物を見に行く場所というべきでしょうか.そんなところを数か所紹介します.
 

Minns Garden 

植物学部校舎前,タワーロードに面した小さな花壇ですが,手入れもよく,園芸品種の花を見るには手軽です.今年は日照りで散水が欠かせませんが,散水中はちょっとゆっくり花を見るとか,写真を撮るとかはいきませんね.
 

Robinson Herb Garden

コーネルの植物園の一部です.花を見るにはなかなかよいところだし,ハーブということで,植物自体にも興味が湧きます.ミツバチも大好きです.
 

The Pounder Heritage Garden

コーネル植物園の 隠れた一角にあり,アメリカでの野菜の変遷を栽培展示しています.移民時代,開拓時代,大戦中などなど.昔の人はこんなもの食べていたんだとか,戦争中,農地が穀物栽培に専従したので,家庭菜園が政策的に普及したんだとか,ちょっとした野菜の歴史を学べます.またトマト(水不足で悩んでいます)は原種から最新品種(遺伝子操作品種はない)までが展示されています.野菜の花を見るならここです.アザミのような花は巨大なアーティチョークの花.
 
*Cornell Plantations
最後にsがついている通り,いろいろなものを含んでいます.樹木園,花壇群,野草園,それに自然状態をできるだけ保つようにした保護区画など,総称してのPlantationsです.そもそも この"Plantation"という言葉は,アメリカの園芸の父と呼ばれるコーネル大学教授L. H. Bailyの造語だとか.詳細情報は下記URLで(ガーデンツアーなどあり)
http://www.plantations.cornell.edu/
 

Liddell Field Station

住んでいる場所ですから見に行く,というのは不適当ですね.でもシカやマーモット(意外に目つきが悪い),ノウサギにはよく会います.もちろん相手は野生動物.右のシカ は近寄られてかなりいらだって,地面を蹴立てているところ.鼻息も相当荒いです.お互いの距離は結構重要ですね.結局は相手が逃げるんだけど...
 

Equine Research Park(馬事研究園)

ここでは好きなだけ?馬を見ることができます.もちろん飼われている馬ですが.野次馬の言葉通り,柵にもたれて見ていると集まってくるので,長い顔を撫でるくらいのことはできます.あの長い顔を見ていると結構心が和みますね.
左は子連れ,右は疲れたんでしゃがみこむ馬?いえいえ砂浴びのあと立ち上がるところ,馬はしゃがみません(多分).
犬の散歩道にもなっているので普段はあまり見かけませんが猫も飼われています(多分鼠除け).夜通ると,遊んでいけよといわれるので少し相手をするとすぐに飽きられます.まったく猫ってやつは...
 

Teaching & Research Barns (実習研究牧場)

獣医学部の牧場のひとつ.駐車場の向かいにあります.たまたまこの日あいさつに出てきてくれたのは,腹に穴をあけられた牛.会社員時代,飼料の消化率を調べるためにこれと同じ外科処置をした牛が研究所にいたので,何となく懐かしい感じです.馬に劣らず,人がやってくると,なんかくれるのかと,のっそりのっそり出てきてくれます.ただし唾液注意.
 

どこでも

リスはキャンパス内どこにでもいますね.英語では左(シマリス)はchipmunk,右はsquirrel.警戒心は強いのですが,結構ポーズを作って凍ってくれます.アメリカに行くと誰もがリスの写真を撮る,といわれる所以でしょうか.
 

*写真の一部は休暇で遊びに来た嫁さん撮影

 

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