コーネルフォト日記−21(9月27日)

屋根の上の牛.これがCornell Dairy Store + Cornell Dairy Barの看板娘(乳牛だから「娘」ではないか).Dairy Storeはちょっと奥まって見つけにくいかも知れないけど,その製品は学食などで利用したこともあるでしょう.
今日は英語のクラス*のツアーでDairy Storeを訪問してきました.
場所はTower RdのVet School側.右の看板が目印です(駐車スペースあり).営業時間は長くて,月−金7:30-18:00,土9:00-17:00,日曜定休です.

Cornell Dairy Storeの詳細は下記で
URL: http://www.dairystore.cornell.edu/

 
有名なのはアイスクリームでしょうか.チェーンアイス屋のようなDairy Barにいった人も多いでしょう.カップ商品もあります.大箱もあり.種類が多いのが特徴ですね.Food Scienceの学生によるデザイン商品も年に一度企画されるそうです.
実は玉川大学もオリジナルアイスでは有名なんですが,種類ではさすがに負けました.でも実はそんなに種類もあり売れているアイスも主力商品ではないんだそうです.
 
主力はミルク.脂肪分調整ミルク,スキムミルク,各種フレーバーミルク.アイスは手間や原材料費がかかるという点で,ミルクにはかなわないということです.

コーネルのミルクは賞味期間が3週間で一般主のより長くなっています.これは原乳を特約農家から仕入れていること,食品科学科との提携による入念な検査,そして最新(とはいってなかったが)の殺菌装置.衛生的な充填行程.説明に力のはいる部分です.ニューヨーク州の普通のミルクは賞味期限が2週間です.日本の感覚からすると長い?でも日本ではメーカーに裏切られちゃいましたからねえ.

 
店内ではいろいろなものを売っています.コーネルの楽しいところはオリジナル商品があちこちにあること.奥の方はTシャツコーナーです.
Tシャツも何でもデザインは基本的に同じ.Cornell Dairyの文字の下に,なぜか月夜の空を飛ぶ乳牛.その下には,A COW ・ A MOON ・ A CAMPUS.チョコレートミルクのチョコ色のTシャツもお目見えしていました.
マグカップも同じデザインです.でも,チーズのパッケージは月も牛もない.赤はCornell Red(大学のカラー,イデオロギーとは無関係).
マスコットのぬいぐるみもあり.あんまり乳牛らしくはありませんが....
ちなみに,Tシャツは10-19ドル(サイズによる),マグは2.5ドル.このぬいぐるみは16.80ドル.その他トートやキャップ,エプロンなど多々あり.
 
菓子類や昼食用のサンドイッチ,飲料などもおいてありますが,卵もあり.これも特約農家からの仕入れ品です.品物はよいそうで,安い.いつも買っている卵の半額くらい(10個1ドルちょっと).持ち帰るのが楽なら....
忘れちゃならない,ハチミツ.ちゃーんと売ってます.でもこれは周辺の養蜂家のものをそのまま.メープルシロップはコーネルオリジナル.お土産にいかがですか?
 
ところで製造から販売までほとんどの業務に学生アルバイトが入っています.食品科学の学生には単位を出したい?経験は力ですよね.
 

店内で不思議なものを見つけました.日本じゃ確かビールの宣伝にあったような...彼は若手No.1(ホントかな?)のF1?レーサー(専門外です,すみません).ミルクのプロモーションに,泡ひげならぬ「ミルクひげ」で登場.あの「ぱくり」じゃあないよね.でもこれを見てミルクがおいしそうと思って飲みたくなる人って,はたしているんだろうか? そんな,睨まなくったって.
 
*英語のクラスについて
"English as a Second Language for Visiting Scholars"という単位のない特別クラスです.Visiting Scholarはアメリカ入国ビザ申請に関して英語能力をとやかく言われません.勢い,英語以外の能力(あれば!)でコーネルに来た人が多いので,英語は留学してくる学生さんより劣る可能性が確率的に高いです.それを補い,なおかつ国際交流が深められるというクラスです(後者の目的達成度の方が高そう).現在,日本人が最大派閥(5)で,ブラジル(3),中国(2),韓国,トルコ,イスラエル(各1)の13人編成.週一の座学クラスの他に今日のようなツアーがほぼ毎週あります.また次回のツアーも日記ネタかな?
 

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