コーネルフォト日記−25(10月31日)

ハロウィンは日本でもあちこちで流行っているようですが,やはり本場はアメリカ.今年のハロウィンは10月最終日.子供たちには当日に意味があるんでしょうが,早くも1−2週間前くらいから凝った飾り付けが登場.その主役はなんといってもカボチャ.こちらはすでに9月から販売が始まっていました.直径40cm以上の大玉で10ドル前後から,30cmまでの中玉は5ドル程度.10cm内外の小玉や,形も色もいろいろなおもちゃカボチャは2個1ドル(Ludgate店頭価格).
 
カボチャは ,目鼻口をくりぬいてカボチャ提灯(Jack-o'-lantern)に.なぜカボチャなのか,なぜ顔にするのか,それもちょっとおどろおどろしいのはなぜか? ま,堅いことは抜きにして夜はろうそくでも灯しましょう(取材の関係上画像処理ですませています.ごめんなさい).
ハロウィン2日前に何軒か近くの家を回ってみましたが,飾り付けをしている家は,ほぼ半分くらい.飾り付けといっても右のように,ただカボチャを戸口近くに並べてみただけというもの,下左のようにちょっと凝っているけど,大げさじゃないもの,右下のように,ハロウィンというよりは,晩秋のデコレーションに仕立てたハイソな飾り方までいろいろです.もちろん派手な家もありますよ.
玄関前に仰々しいのはちょっと...という家でも,子供部屋の窓には平面カボチャや黒猫の絵が.ちなみに,ハロウィン動物は,猫,コウモリ,蜘蛛,ヘビ,ムカデ( 未発見),その他だそうです.それと顔つきカボチャの関係は?
 

この家は, のりすぎ,凝りすぎ?玄関ドア前にはカボチャ以外に,白黒コウモリ?,猫旗.ポーチ下には人体骨格標本? 芝生にはカボチャ人形と下記に触れるように便利なハロウィングッズのひとつカボチャバッグ.左上手前の枯れたトウモロコシも重要なアイテムです.窓や植え込みにもカボチャ.

裏手の庭には電飾可能な墓場まで登場.魔女や死神?,怪物の墓.

上の家の2軒隣り.このあたり(LangsingのDart Dr.)は皆さん派手な飾り付けを競っているみたいです.こちらは今まさに準備中.うちも負けずに何か電飾で派手なのをっていうことで?寒い中お父さん一人で頑張っていました.平日昼間,大人が準備するものなのかな?
 
結構多用されていて,これは便利だと思ったハロウィングッズはなんといってもこの巨大カボチャバッグ.大きめのゴミ袋を想像してもらえばいいでしょう.これに時節柄,庭には大量にある落ち葉をかき集めて詰め,口を縛って,巨大カボチャ(直径50-80cm)のできあがり.表情に種類があるので,数社から出ているのかも.落ち葉も散らかさないですむから一石二鳥? 終わったらこのまま捨てるか,堆肥でも作る? 中に灯りはともせないけど...

 
リデルの隣の馬牧場の飾りはカボチャとオバケ(左).中央は某アパートのロビーの凝った飾りつけ.右は飾り付けというよりは,スーパーのカボチャの販売台.上にも登場する人形は,もともとの由来からすれば,17世紀の「テロリスト」,ガイ・フォークスを模しているんだそうですが,そのあたりもお堅いことはなしで,お祭りはお祭り,なんでしょうね.

 

スーパーは,お菓子をねだりに来る子供対策グッズ(要するに菓子類)を特集山積み販売中.コーネル・デイリー・ストアのセルフサービスコーヒー台にはハロウィンを当て込んでか,カボチャ味コーヒーも登場.試した方,いかがでした?
 
ハロウィン情報を日本語でお探しの方はこちら.
ハロウィン通信 ハロウィン
本家アメリカのハロウィン情報,グッズ購入はこちら.
Halloween on the Net Halloween Online
 
言い訳:当日のイベント(コスチュームパーティや子供がお菓子を求めてさまようさま)が含まれていないのは片手落ちなんですが,祭りの装飾の文化的側面って面白いと思いませんか?  というかカボチャにスポットライトを...とか.

もどる