コーネルフォト日記−26(11月1日)

今日から11月.月が変わった途端の待ちに待った初雪です(もっともこちらの人は誰も待ち望んでいなかったようですが).コーネル大のWeather Pageも,紅葉に雪が舞う(窓枠に雪が積もっている小技付き)画像になりました(左).昨夜は小雨で初雪を逃し,今日は午前中は晴れたり曇ったり,強い風が吹いていたんですが,15時半頃から雪が混じるようになり,16時には吹雪状態.視界も100mあまりになりました.いよいよイサカも冬に突入です.冬らしいモノクロームな世界をお送りします.
 
吹雪同然の状態となった16時すぎに,撮影のため屋外へ.気温は0度前後ながら,風が強く体感温度は氷点下5度以下.サマータイムが終了して日の入り時刻が1時間早くなっていることもあって,すでにかなり暗い感じがします.吹雪で視界も限られ,寒さも含めて,やはり冬特有の閉塞感がにじり寄ってきます.紅葉もこれですっかり終わりになるでしょう.色づき始めていたカシの木(右下)も,葉に雪が積もり始めていました.
 
牧草地には200羽超のカナダガンがいました.近寄ったらさすがに吹雪の中でも一斉に飛び立ちました(雪ではしゃいで犬が飛び立たせたみたい?).
 
さて,piglet cornerはというと,立地上完全に吹きさらしになるので,まともに風が吹き付け,幹の北西側には雪が付着していました.ブランコは西側に取り付けられているので,風で揺れるほど,風が強いせいで,かえって雪はたいして積もっていませんが.もう来春までこのブランコも顧みられなくなるのでしょう.
 
しかし,この吹雪の中でも相変わらずこの道はジョガー,ランナーが多いこと.激しい吹雪の中,コーネルの学生の一団が駆け抜けていきました.この雪でも短パン姿.鍛えているんだから風邪はひかないのかも知れないけど...寒そうだよ.
 

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