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玉川大学文学部について

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既成の地図がないグローバル社会を生き抜くために、
文学部は、学生たちの羅針盤の性能を高めます。
文学部長 茅島 路子

グローバル社会は人類未踏の社会です。一人ひとりが自分の羅針盤を拠り所に道を探し、歩かなければなりません。

文学部の教育目標は、学生一人ひとりの羅針盤の性能を高めることです。そのために、異なる価値観の存在を認め、複眼的・多元的なものの見方を養い、知的思考とコミュニケーションのための言語力を高めます。
この目標を達成するために、文学部は、学生一人ひとりが学びに主体的に取り組むことを求めます。なぜならば、「人間は自分が学ぶことができることしか学ぶことができない、学ぶことを欲望するものしか学ぶことができない」1からです。

文学部には「人間学科」と「比較文化学科」があります。人間学科では、自分についての思索を深めるとともに、思想、心理、倫理、教育、社会といった5つの分野から人間を探求します。また比較文化学科では、国際コミュニケーションのツールとしての英語力を重視し、日常的な人々の営みや、言語や民族にかかわるグローバルな人間の営みを比較という手法で研究します。両学科は研究の切り口や力点は異なりますが、人間や文化の研究をとおして高度な知見を獲得し、現代社会が求めるコミュニケーション能力や論理的思考力・判断力を身につけるという点では共通します。

また、文学部は、平成27年度に向けて「英語教育学科」設置の準備を進めています。この学科の教育目標は高度な英語力と国際感覚を備えた英語教員および社会で活躍できる人材の養成です。全学生が9か月間の海外留学を体験することも大きな特長です。

学部教育(学士課程教育)は、高等教育を受けた社会人として社会の発展に貢献できる人材を育成することが目的です。経済産業省は、学生に「社会人基礎力」をつけてほしいと言っています。社会人基礎力とは簡単に言えば、(1)前に踏み出す力、(2)考え抜く力、(3)チームで働く力、です。文学部には、このような力を学生に身につけてもらうことを意図して運営している「文学部コミュニティ」という組織があります。文学部コミュニティには文学部の全学生、全教員が所属します。運営は学生スタッフが中心となり教員と協力して、講演会や文コミ講座の開催、自主的な勉強会の開催、優秀な卒論やゼミ論の表彰、TOEIC受験の推進、雑誌の発行、などを行います。学生がこうした活動をとおして教員と議論し、学生同士が友情を結び、豊かな学生生活の思い出を持って社会に巣立っていくことを心から願っています。

1 内田樹 『先生はえらい』 筑摩書房 2005年 p.37