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学生と教員で創る文学部 ―文学部コミュニティ―
社会が学生に身につけてほしいと望んでいる「社会人基礎力」。社会人基礎力とは「前に踏み出す力」であり、「考え抜く力」、「チームで働く力」のことを意味します。文学部ではあらゆる機会をとらえて、これらの力の養成を図っています。
その試みのひとつとして2008年度からスタートし、3年目を終えた「文学部コミュニティ」。さらに活動が充実し、文学部全学生と全教員の輪を広げています。
これらの活動はどれをとっても学生自身に一歩前に踏み出す力、考える力、チームワークがなければ実現できません。
文学部コミュニティの活動は毎年着実に発展してきています。みなさんも文学部の学生として新たな企画を立案・実施してみませんか? そのアクションが文学部の更なる活性化、そして自分自身の大きな財産となっていきます。限られた学生生活の中で、学生同士の絆を深め、どこまで自分自身の可能性を伸ばすことができるか?
それはあなたの踏み出す一歩にかかっています。
文学部コミュニティ活動紹介
文学部特別講演会開催
第3回目となる文学部特別講演会では、多数のメディアで活躍されているピーター・フランクルさんをお迎えし、お話をお聞きしました。世界90か国以上を訪れた経験・体験から、自国のアイデンティティを持つためには「言葉」が大切だと知ったというピーターさん。どの国にも必ず学ぶべき部分があり、それを理解するためには、まず言葉を通して日本人としてのアイデンティティを育むことが大切だと語ってくださいました。ユーモアを交えたお話に、会場は笑顔があふれるとともに、真の国際人になるために必要なことを考える貴重な時間となりました。
談話会
第1回談話会
2010年度第1回目の談話会は比較文化学科のマルコ・ゴッタルド先生を迎えて行われました。英語を積極的に使用しての開催となった今回の談話会では、先生の体験談や日本そして日本語に対する意識を聞くことができ、参加学生にとってとても有意義なものとなりました。
- 第2回談話会
人間学科の林大悟先生を迎えての第2回談話会。テーマは「これからの男女の問題を考える」。集まった学生それぞれの考え方を中心に繰り広げられた今回の談話会では、性差に関する考え方は実に多様であることがわかりました。男女の問題は身近にあるにも関わらず、実際には気に留めていなかったことに気づくとともに、これから真剣に考えていくきっかけともなりました。
エッセイ・コンテスト開催
文学部の学生を対象としたエッセイ・コンテスト。今年度のテーマは「夢」。将来の夢から夢に関するエピソードやイ
メージなど、今年もたくさんの「夢」にまつわるエッセイの応募がありました。文学部コミュニティの学生と教員の厳正な審査によりコスモス祭で授賞式が執り行われました。
8つのSIG(Special Interest Group)が活動
文学部では有志で集まった学生が自分たちの興味のあるテーマについて学習・研究グループを作り、積極的に勉強会を行っています。それが「SIG」です。2010年度は8つのSIGが活動を行いました。
心理学SIG
教職レベルアップSIG
英検SIG
ドイツ語SIG
TOEIC e-learning SIG
教職SIG
原典講読SIG
就職活動SIG
文学部杯スポーツ大会開催
学年だけでなく学科も超えた交流ができないかという発想で2009年度よりスタートした「文学部杯スポーツ大会」。大体育館で行われたドッジボール大会は想像以上の盛り上がりを見せました。参加者全員が和気あいあいと楽しんだ様子で、文学部生の「絆」がより一層深まりました。
1年間の集大成『文学部NOW』発行
2010年度の文学部コミュニティの活動の集大成として『文学部NOW2010』を発行。
1年間の活動記録に加え、文学部生の素顔や学生生活が垣間見えるような記事を、独自取材にもとづいてまとめました。キャンパス見学会などで配布していますので、ぜひご覧ください。