Amadeus Heutling(1st Violin)

アマデウス・ホィトリング 氏 (第一バイオリン)

世界トップレベルのオーケストラで演奏することは、私にとっても 日々チャレンジです。素晴らしい指揮者達、ソリス ト達、そして、同僚のメンバー達との演奏とベルリンフィルには様々な活動に参加することも楽しいです。オーケストラのメンバー達との間に何年もかけて築い た友情は、かけがえのないものです。

1999〜現在   ドイツオーケストラ連盟代表
1984年〜現在  ベルリン・フィルハーモニーのメンバー
・ 1989-2001年  ホィトリング・カルテットのリーダー
・ 1990-2000年     ベルリンの芸術大学講師 

両親ともにバイオリニストだったこともあり、バイオリンに興味をもち、学ぶようになりました。父親であるWerner Heutlingは、非常に著名な音楽家です。ハヌーバー(ドイツ)で父 Werner Heutlingと Andre Gertlerに師事しました。ドイツの国費留学(Deutsche Studienstiftung)で米国留学し、ボストンのDorothy DeLayに師事しました。1984年に、ベルリン・フィルハーモニーのメンバーとなってからは、教育活動にも熱心に取り組み、子どもや若手演奏家の育成 に力を入 れています。1990年-2000年は、ベルリンの芸術大学 (Hochschule der Kunste)の講師を務め、また、Schleswig-Holstein音楽祭、国際ユース・オーケストラ(international youth orchestra Jeunesses Musicales)、ドイツ国立ユース・オーケストラ(Bundesjugendorchester)でも若手音楽家の指導をしています。

ベルリン・フィルハーモニーの教育プログラムにも定期的に参加しながら、ソリスト、また室内楽団の演奏家としても積極的に活動しています。本人曰く、「熱 心 な4人の子ども達の父親」です。ホィトリング・カルテット(Heutling Quartet)のリーダー(1989-2001)としても活躍しました。様々なベルリン・フィルのアンサンブルグループに参加し、ビオラも演奏します。

参照:ベルリン・フィルのホームページ
http://www.berliner-philharmoniker.de/en/orchestra/musician/amadeus-heutling/

玉川とのつながり:
1998年に 玉川大学芸術学部で特別授業をしたのをきっかけに、ベルリン・フィルの来日公演やナイジェル・ケネディ(2001)などの著名な演奏家とベ ルリン・フィルの弦楽メンバーのコンサートなど、来日の度に、玉川に来てくださっています。ベルリン・フィルの教育プログラムにも積極的に参加され、音楽 を通しての社会貢献や教育貢献に積極的に取り組まれています。特に、未来を創っていく子ども、若者への教育に並々ならぬ情熱をか けられています。日本では、玉川の教育を高く評価され、玉川との教育プログラムにご尽力くださっています。