Matthew Hunter(Viola)

マシュー・ハンター(ビオラ)
恩師ジュリアン・オレフスキー先生はベルリン生まれですが、1934年に米国への移住を余儀なくされまし た。米国マサチューセッツ育ちの私は、6歳の時からベルリンで鍛えられたオレフスキー先生の音を聴くようになりました。初めてベルリン・フィルで演奏した 日、オーケストラの最初の音は、戻るべき家に音楽と響きが帰ってきたようでした。

・1986年           Gee 国際ビオラ・コンテストにて優勝
・1998年           マサチューセッツ大学よりCitation of Excellence賞受賞
・1991-1995年    カナダ国立芸術センター・オーケストラの次席ビオラ
・1999-2005年    Fünferrat (Council of Five)理事
・1996-現在      ベルリン・フィルハーモニーのメンバー

活動しているアンサンブル・グループ
Brahms Ensemble Berlin
Philharmonic Stradivari Soloists Berlin
Berlin Philharmonic String Sextet

7歳から、音楽を学ぶ。ジュリアン・オレフスキー、Roman Totenberg(Carl Fleschの弟子)、 Michael Tree、Jaime Laredoに師事。1985年、米国シンシナティの音楽大学にて、川崎雅夫のアシスタントをする。ダートマス大学で哲学の学士号と音楽芸術の修士号を修 める。バイオリニストとしてのキャリアで研鑽を積んできたが、26歳の時、ダークチョコレートのようなビオラの旋律に魅力にされ、ビオラに転向。1998 年に、Gee 国際ビオラ・コンテストで優勝。カナダ国立芸術センター・オーケストラの次席ビオラを経て、ベルリン・フィルのメンバー。ギターでマーラーの交響曲第7番 を演奏したり、Berlin Philharmonic Stradivari Soloistsのような室内演奏グループでも演奏する。2003年より、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で教えている。

[玉川とのつながり]
2011年度の玉川でのEducation Programに参加し、玉川の国際教育・芸術教育を非常に高く評価。2013年6月にストラディバリウス・サミット・コンサート(サントリーホールな ど)で来日された際は、多忙なスケジュールを割いて、玉川の子ども達と学生にメッセージを書いてくださる。

参照:ベルリン・フィルのホームページ
http://www.berliner-philharmoniker.de/en/orchestra/musician/matthew-hunter/