Raimar Orlovsky(2nd Violin)

ライマール・オルロフスキー(第2バイオリン)
1991年〜現在 ベルリン・フィルハーモニーのメンバー

音楽を学びはじめて、初めてベルリン・フィルの生演奏を聴くより もずっと前から、ベルリン・フィルに入ることが子どもの頃から の夢でした。ベルリン・フィルの生演奏を聞いた 瞬間、「自分が音 楽を演奏したいところは、ベルリン・フィル以外、どこにもない」と確信しました。このオーケストラでは、年齢も文化も異なる多様な仲間達と音楽を 通じてコミュニケーションすることが本当に楽しいです。

活動しているアンサンブル・グループ

4人兄弟のうち、2人が音楽家になるという、音楽 の才能溢れる家族の中で育ち、4歳 でバイオリンを始めました。Herbert Koloski, Werner Heutling (アマデウスさんのお父上), Thomas Brandis、Walter Forchert に学び、ベルリン・フィルに入る前は、シュツッツガルト・バッハ・コレギウム(Stuttgart Bach Collegium)やヨーロッパ室内オーケストラ(Chamber Orchestra of Europe)など、様々なアンサンブルで演奏してきました。1993~2002年、Apos Quartet of Berlinのメンバーとして演奏していまそいた。

17世紀・18世紀の音楽を演奏するために1995年に設立されたベルリン・フィルハーモニック・アンサンブル(Berlin Philharmonic ensemble)の1つである「ベルリン・ バ ロック・ゾリステン(Berliner Barock Solisten/ Berlin Baroque Soloists)」と歴史ある古楽器で演奏する Concerto Melanteの活動に打ち込んでいます。 Concerto Melanteでは、バロック・バイオリン(Baroque violin)で古楽(バロック以前の西洋音楽)を演奏しています。

歴史的な音楽の演奏経験を若手音楽家達に伝えていくために、1993年から、フィルハーモニック・オーケストラ・アカデミー(Philharmonic’s Orchestra Academy)、夏季音楽アカデミー(summer music academies)、国際ユース・オーケストラなどで教えています。また、バロック時代のGeorg Philipp Telemannを中心とした作曲家達の失われていた作品を再発見し、編集したことで、音楽学者と しても業績を評価されています。時間のある時には、色々な趣味を楽しんでいます。ゴルフや ワインの生産はお気に入りのリラックスするための趣味です。愛用しているバイオリンは、1706年にミラノでCarlo Giuseppe Testoreによって作られたものです。

参照:ベルリン・フィルのホームページ
http://www.berliner-philharmoniker.de/en/orchestra/musician/raimar-orlovsky/