カリキュラムの特色

ステップアップする学習システムで確かな力を身につける

STEP1 : 導入期

STEP1 : 導入期

導入期では、日本語・英語のコミュニケーション能力と、情報処理スキル、プレゼンテーションスキルの育成に力点を置き、さまざまなメジャーの基礎科目を複数学習します。

コミュニケーション力の育成

プレゼンテーションスキルを学ぶ
プレゼンテーションスキルを学ぶ

コミュニティで活躍するためのコミュニケーション力(日本語・英語・デジタル)を養います。日本語では学習に必要な書く力、表現に必要な話す力を重点的に学習します。英語ではリスニング力を鍛え、ツールとしての英語力を養います。

また、情報を収集・分析し、整理して発信できるPCスキルや、マルチメディア資料を使ったプレゼンテーションスキルを学びます。

1年次の「フレッシュマン・プロジェクト」

静岡研修にて
1年次の静岡研修

新入生は、グループで地域をテーマとしたプロジェクトを行い、構想・実践・推進の体験を通してプロジェクトの進め方を学びます。箱根や静岡、横浜など場所も変化します。テーマも、興味のあるトピックを選んで研修します。

メジャーの基礎科目を広く学ぶ US(University Standard)科目

7つのメジャーの基礎となる概論、入門科目の中から、複数のメジャーの科目を選択するとともに、統計学など、研究の基礎となる科目を学びます。

 US
 US

(例:歴史(日本)、日本語学、英語学、社会学、心理学、科学入門、美術史、音楽史)

STEP2 : 発展期

STEP2 : 発展期

発展期では、多様な演習科目を受講し、学習トピックに取り組みます。オフキャンパススタディーズ(海外留学・国内外の企業インターンシップ・学外実験実習など)の体験的学習への参加が選択可能です。

自分の将来像を見据えて メジャー(専攻分野)決定

3セメスター修了時にメジャー(専攻分野)を決定します。ダブルメジャーとする場合は、第2メジャーまで選択できます。多彩な演習科目やメジャーに即した発展科目を履修し、基礎的な研究方法を学びます。各自のトピックに関するプロジェクトを自由に追求し、その成果を大学祭(コスモス祭)で発表することもできます。例えば日本学を専攻し、祭りや花火などの日本文化を、映像などのマルチメディア表現と舞台芸術を融合させたパフォーマンスとして発表することもできます。

海外特殊研究
CG作品
海外特殊研究
コスモス祭での舞台発表

海外で学ぶ生きた知識 海外特殊研究

海外留学プログラムでは、短期・中期・長期留学の中から、学生一人一人が学習テーマにあわせてトピックを決めて学びます。

海外特殊研究

(研究テーマ例)

  • ・北米における英語研修と文化体験
  • ・台湾稲江高校やブラジル松柏学園における日本語教育実習
  • ・デンマークにおける環境教育
  • ・オーストリアにおける小学校英語教育

「現場」から学ぶフィールドワーク

実践的な学びのスタイルを重視するリベラルアーツ学部では、さまざまな授業の中でフィールドワークが行われます。課題や問題、関心に応じて、それを解き明かすために必要な知見や情報を現地で入手します。その場にしかない匂いや空気を肌で感じ取り、時には実物と向き合います。聞き取り調査や、自身がそこに参加して情報を得る参与観察調査など、手法も多様です。実際に自らが体験的に獲得した情報と、文献などの文字情報を融合させることで、学生たちは視野を広めながら洞察力や分析力を高めていきます。こうしたフィールドワークを実施する場は、大学近郊や首都圏はもとより、遠くは四国、瀬戸内海の島々にまで及んでいます。学びの場はキャンパス内にとどまりません。

フィールドワーク フィールドワーク

地域・社会で学ぶ実践力 学外実践学習

小学校英語活動

ティーチングアシスタントや地域ボランティアの活動などに長期にわたり参加し、時間数の総計によって単位を取得します。

(例)

  • ・中学、高等学校での国語教員のアシスタント
  • ・小学校における英語指導
  • ・NPO法人での子育て支援や街づくりボランティア
  • ・「赤ちゃんラボ」研究施設などでの調査補助
  • ・企業との連携プロジェクトによるIT企業・経営体験
  • ・オーストラリアにおけるインターンシップ

STEP3 : 専攻期

STEP3 : 専攻期

専攻期では、学内に加えオフキャンパス・スタディーズの体験を生かし、社会貢献を意識しながら各自の専攻分野のプロジェクトを推進します。また、プロジェクト演習で学んだ研究手法を応用し、卒業論文や卒業制作などの卒業プロジェクトに取り組みます。

学部独自の学際的教育・研究プロジェクト「玉川学」(全メジャー参加型)

リベラルアーツ学部で展開するすべてのメジャーが取り組む新しい学際的教育・研究プロジェクトが誕生しました。それが「玉川学」です。文理融合型の学部の特徴を生かし、全学生・全教員が参加しながら「玉川」という地を読み解いて行きます。2012年度は「大学生の携帯電話におけるコミュニケーション調査」を実施しました。学生たちは、こうした学びのスタイルを通して、キャンパスを飛び出してさまざまな視点から実践的に物事を解釈する力を養っていきます。担当教員との共同作業のなかで発見する新たな「知」、まさにリベラルアーツ学部ならではの学際的教育、研究の場がここにあります。

玉川学
玉川学

実践重視のゼミ活動 地域社会調査(社会学専攻実践例)

社会調査実習という授業では、テーマ・問題関心に応じてさまざまな「現場」に出かけて行きます。そこで観察、聞き取り(インタビュー)、アンケート調査といった多様な手法を駆使しながら、「現場」ならではの貴重な知見を収集していきます。

大規模道路の建設計画をテーマとした年には、事業を実施する行政と地域住民のコミュニケーション課程を調査し、報告書にまとめました。たとえば、建設を進める行政は計画検討への住民参加を制度化していますが、実際に住民との対話機会の観察・傍聴や参加者への聞き取りをしてみると、住民の声が道路計画にほとんど反映されていない実情が浮き彫りになります。こうした「現場」での調査を通じて、道路建設の社会的意義や問題点を多角的な視野から考えるようになるのです。

地域社会調査
道路建設で消失する湧水地の観察
地域社会調査
道路計画沿線住民への聞き取りの様子

総合芸術を実体験 オペラプロジェクト(芸術表現専攻実践例)

オペラプロジェクトは、総合芸術と言われるオペラを一から学び、公演を行うことでより深い知識を身につけようと活動しています。オペラについてほとんど知識のなかった学生が試行錯誤しながら楽譜を作り、キャスト、演出、道具、衣装、広報、オーケストラなどすべてを作り上げていきます。

これまでに「アポロとヒアチントゥス」「ヘンゼルとグレーテル」「ポントの王、ミドリダーテ」などの演目を取り上げました。夏合宿では、ラテン語の歌詞を翻訳して台本を作り、原作を読んで作品の理解を深め、毎日教員と学生が練習を繰り返し、公演をの日を迎えます。学生たちのエネルギーは多くのボランティアスタッフにも支えられ、すばらしい力となっています。

オペラプロジェクト
会場の設営も学生で
オペラプロジェクト
オーケストラの練習
オペラプロジェクト
オペラ公演の様子
オペラプロジェクト
カーテンコール

各自の専攻分野を深めるプロジェクトセミナー

3年次からはプロジェクトセミナーを履修し、自身が深めていきたいと考える専攻分野に関する研究方法、問題を発見し解決する能力、そのために必要な思考力を身につけていくことを目指します。そこで培った成果は4年時秋学期に提出するプロジェクトにまとめられ、ポスターセッションを通じて発表することになります。リベラルアーツ学部では多彩な分野に渡ってプロジェクトセミナーが開講されており、それぞれが特色をもった活動を活発に繰り広げています。

プロジェクトセミナー
プロジェクトセミナー

体験を通じた学びの調査研究体験型科学教育(科学技術コミュニケーションメジャー)

自然科学を軸足におき、生命現象から物理現象におよぶ幅広い領域の中で、私たちの生活に密着した様々なテーマについて実験、観察、調査など体験を重視した研究活動を行っています。多用な自然現象について体験に基づいた学修を行うことで、科学と自然の新たな知見を深めて行きます。現代社会の抱えるさまざまな問題点を抽出し、サイエンスの視点からその解決に向けた試みを実践しています。

学外実践実習(北海道プロジェクト)

北海道プロジェクトは夏季に学生が函館市近隣の小学校に赴き、外国語活動ならびに国語の授業を実践します。学内に留まらず、学外における自らの学びを計画・実施し、地域交流を体験することによる成長を目的としています。

学生たちは、自ら企画した事前の計画に基づいて、各自が聞く・話す・読む・書くといた言語活動を効率的に小学生に対して教授する方法を身につけ、実践します。これは異年齢層の児童ならびに現地教職員、さらには地域の方々との交流の機会にもなっています。

学生たちによる授業
学生たちによる授業
函館の小学生との交流
函館の小学生との交流
活動記録も学生の手で
活動記録も学生の手で
函館の小学生との交流
授業の様子
教材
制作した教材
教材
制作した教材

2008・2009年度は佐藤・山下・中田・照屋ゼミ合同プロジェクトとして函館市八幡小学校を訪問しました。

佐藤・山下ゼミでは町田市で実際に行っている小学生英語のカリキュラムを実施。3日間で簡単な挨拶や会話ができるまでになりました。中田ゼミでは大学生の用意した教材を使い「楽しい国語授業」として普段とは違った楽しい国語授業を実践しました。照屋ゼミでは八幡小学校のWeb制作を実施。児童と共にコンテンツに必要な写真撮影、教室の様子などを映像で記録しました。

すでに、6回の実践学習を終え、地元紙やローカルテレビでも取り上げられるなど、大きな反響を得ました。リベラルアーツ学部では、文化や言語、習慣などの地域差も実感しながら、今後もさまざまな地域で展開させていくことを検討しています。

Copyright(c) College of Arts & Sciences, Tamagawa University All Rights Reserved.