玉川大学言語情報文化施設

現在進行中のプロジェクト(2003年)

1. 「カタカナ語の聴覚音声に関わる語彙認識と学習プロセス」

 英語の初期の導入においてしばしばカタカナ語が用いられるが(例えば、NHK基礎英語のラジオ講座)、その妥当性については必ずしも議論がなされてきたとはいえない。そこで、本研究では、常識として考えられている導入語としてのカタカナ語の役割が果たして妥当なのかどうかを検証することで、第2言語における語彙習得のメカニズムを明らかし、その習得方法を提示することを目的とする。特に、母語の音声干渉について焦点を当てる。
(佐藤・兼築・松本 2003年9月 第42回JACET全国大会−東北学院大学にて−発表予定)

2. TKTT赤ちゃんラボ ―― 乳幼児言語音声発達研究

 2002年10月2日、文部科学省が推進する21世紀COEプログラムの「学際・複合・新領域」分野における世界的研究として、玉川大学の『全人的人間科学プログラム』(研究リーダー:学術研究所 塚田稔教授)が採択される。この一環として、玉川大学(T)の当研究施設が慶應義塾大学(K)・東京大学(T)・東海大学(T)の研究者と共にTKTT赤ちゃんラボを設立。幼児の特に言語音声に焦点をあてた言語・認知発達の調査を進める。

3. コアラ・プロジェクト ―― オーストラリア遠隔教育プログラム開発

 玉川学園が推進するオーストラリアの小・中学校(エシントン校、ウエストミンスター校)との遠隔教育プログラムをより具体化すべく、当研究施設が玉川学園のCHaTNet センターおよび小学部・中学部・高等部と共同で進める小原奨励金共同研究プロジェクト。遠隔教育のコンテンツとなるビデオを中心とした教材の開発を行う。

4. 玉川学園Rise & Shine 英語教育プログラム開発

 玉川学園が推進する英語教育プログラム 'Rise & Shine' をさらに発展させるべく、当研究施設が旺文社教育測定研究所および玉川学園の幼稚部・小学部・中学部・高等部・CHaTNetセンター・国際教育センターと進める産学連携の共同研究プロジェクト。幼稚部から高等部までの英語教育のカリキュラムおよびコンテンツ(教材)の再検討を行うと共に、このプログラムに準拠した児童版CAT(インターネットを用いた評価プログラム)の開発を共同で行う。完成後、旺文社出版より英語教材を出版予定。

これまでに完了している研究プロジェクト

1.英語と日本語を対比しながら、身近な日本の話を語る英語/日本語教材の開発

Tamagawa Info Lab (佐藤久美子・兼築清恵・松本博文・宮田聖子)
ライフウォッチ ― 話してみたい!身近な日本
(Life Watch: Ready to Talk about Japan)
朝日出版社 (2003年4月1日出版)

2.自宅で学習できるインターネットを利用した教材の開発

Kumiko T, Sato, Masaki Oda, Hirobumi Matsumoto & Philip J. L. Rowland
Info.Com - Finding Links in English (インターネット英語演習)
Pearson Education (2003年2月1日出版)

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