大御堂(おおみどう)

大御堂は正確には勝長寿院(しょうちょうじゅいん)というお寺です。1185年に頼朝の父源義朝をまつるために造ったと言われています。とても立派なお寺で頼朝や妻の政子のお墓ももとはここにあったと言われています。現在は住宅地になってしまいましたが、義朝と家来の五輪塔が勝長寿院あとに行く途中の道にあります。どちらの五輪塔も家来の子孫の方が造った現在のものですが、大御堂のある谷の地形から、ここがいざというときに立てこもって戦える場所であることが分かります。

釈迦堂へ行く途中ですからちょっと寄り道をすれば行かれる場所にあります。