シンポジウム「中世を学ぶ」のお知らせ −中世における精神文化を考えるー 玉川大学学術研究所全人教育研究施設社会科研究グループ主催
毎年、好評を博している「鎌倉時代シンポジウム」の発展として室町期をも含む中世全体についてのシンポジウムを企画しました。今回は特にその精神性について「仏教の普及」「茶の湯」という大きな二つの要素について学び、中世に生きた人々の精神世界の一端に触れたいと思います。また、「鎌倉時代の男女関係」では、彼らの内面性はもちろんのこと、風俗・社会の特色などを垣間見ることができることと思います。
更に特別講演では越前最大の中世都市である一乗谷遺跡発掘調査の成果を皆様にお目にかけることができると思います。
今回のシンポジウムも興味深い内容となっていますので、現場で教えている小中高等学校の先生方や教師を目指す学生はもちろんのこと、一般の方々のご参加も大いに歓迎いたします。
日 時 平成18年11月25日(土)9:00〜12:30 ※受付8:30〜
会 場 玉川大学 大学研究室棟 B104会議室 地図はこちら
参加費 無料
プログラム
・ 中世都市鎌倉
−鎌倉中諸相−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・片岡勝美
玉川大学学術研究所特別研究員
(中世都市鎌倉の町の様子と律宗・忍性の活躍を追ってみます。)・吾妻鏡・御成敗式目に見る男女関係
−男女関係から読み取る御家人社会の様相−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多賀譲治
玉川学園遠隔教育推進室研究員
玉川大学学術研究所特別研究員・茶の湯の美の表現
ー侘び・寂び以外のー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・矢部誠一郎
玉川大学文学部教授
(日本茶道史では、その思想を「侘び・寂び」の語のみで説明するが、他に多くの茶の湯の美意識を表現する言葉があります。そのいくつかを上げて紹介いたします。)
特別講演
・越前「一乗谷」遺跡の物語る中世
−発掘された中世庶民の生活−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・水村伸行
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館主任(長年にわたり一乗谷を発掘調査してきた専門家が語る中世都市の機能と景観)
・討論・質疑応答
お申込みには以下のことをご記入ください。
(収集した個人情報は、シンポジウム参加者の把握以外には使用いたしません。)
1.タイトルに「鎌倉時代シンポジウム参加希望」と書いてください。
2.ご氏名
3.性別 男・女
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5.ご住所
6.連絡先電話番号
e-mail はこちら
FAX.はこちら 玉川大学学術研究所 042−739−8663
定員 100名
申し込み締めきり 11月24日(金)午後5時