玉川大学出版部の本


教員採用の過去と未来

山崎博敏(広島大学助教授)著

A5判上製・216頁
定価 品切・オンデマンド対応
発行年月 :1998年3月
ISBN :ISBN4-472-11131-4 C3037
ジャンル :初等・中等教育

1997年春に財政構造改革の一環として2000年までの教員養成課程5,000人削減計画が発表されたが、本書は、1964年から2015年までの過去と未来の50年間の教員採用の変化を都道府県別に分析した結果から、21世紀初頭には教員需要が回復すると予想している。都道府県別予測需要付

主な目次

    はしがき
1章 1980年代以降の教員採用の低迷
   1節 教員採用者数の減少
   2節 採用悪化の原因-児童生徒数と退職者数
   3節 教員養成学部の改組と定員削減
2章 戦後の教員採用の動態─児童数増減と退職者が織りなす都道府県間の多様性
   1節 教員採用者数のピークの時期とその振幅
   2節 教員採用者数の急増急減地域と安定地域
   3節 採用数変動の構造分析-児童数変動・退職者数・その強化と相殺
3章 世紀末から21世紀初頭における全国の教員需要
   1節 本研究における教員需要の推計方法
   2節 将来の出生数・児童数・教員数
   3節 退職者数の推計
   4節 将来の教員需要の推計結果
   5節 教員需要の都道府県比較
4章 都道府県の教員採用の過去と未来
   1節 北海道
     :
   47節 沖縄県
5章 教員の計画養成と教育学部の行方
   1節 教員供給の制度的構造
   2節 2015年までの教員養成学部の最適規模-教員養成課程5,000人削減計画の是非
   3節 教員の計画養成の難しさに対応する柔軟な教員養成システムの構築
     付表
     注
     参考文献

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