聖書のなかの女性たち |
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渋川久子(国立音楽大学名誉教授)著
四六判並製・232頁
定価 |
:品切・オンデマンド対応 |
発行年月 |
:1997年11月 |
ISBN |
:ISBN4-472-09991-8 C3016 |
ジャンル |
:宗教・倫理 |
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イエスの時代の女性たちの生き方を、四つの福音書を中心に、人びとの思いや生活を規制していた律法にも注目しながら読み解いていく。当時の女性たちは社会のなかでどう位置づけられていたのか、イエスは女性たちとどう出会い、どう応対したのか、イエスに出会った女性たちはどのように信仰し、新しい人生を生き始めたのか。 |
主な目次
はじめに
I イエス、律法、律法の下の女性
1 イエス・「律法の下に生まれた者」
2 律法とイスラエルの民
3 律法の女性観(1)−差別の女性観
4 律法の女性観(2)−「人を偏り見ない」女性観
II イエスと愛の掟
1 律法が真に人に求めること−イエスの律法解釈
2 二つの愛の掟
3 「新しい掟」は「愛の掟」
4 「愛する」ということ
5 イエスの「愛」と律法の人間観
III 女性たちの肖像
1 イエスの母マリア
2 弟子の家族(1)−ペトロの姑と妻
3 弟子の家族(2)−ヤコブ、ヨハネ兄弟の母サロメ
4 「罪深い女」
5 病気に苦しむ女性(1)−出血病の女性
6 病気に苦しむ女性(2)−腰の曲がった女性
7 異邦人の女性(1)−カナンの女性
8 異邦人の女性(2)−サマリアの女性
9 寡婦(1)−ナインのやもめ
10 寡婦(2)−献金するやもめ
11 「姦通の女」
12 イエスに香油を注ぐ女性
13 マルタとマリア
14 マグダラのマリア
引用文献 |
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