玉川大学出版部の本


和紙 多彩な用と美

久米康生(和紙研究家)著

A5判上製・280頁 カラー写真63点
定価 品切・オンデマンド対応
発行年月 :1998年3月
ISBN :ISBN4-472-11041-5 C0072
ジャンル :芸術

和紙はキリシタン宣教師やシーボルトらによって世界に比類のない書写材、生活文化財として高く評価された。ヨーロッパ各地の博物館・美術館・図書館には、現在の日本では見られない和紙をふくめ、江戸期・明治初期の日常生活を彩っていた貴重なコレクションが所蔵されていた。本書は美しさと汎用性を併せ持つ和紙の魅力と本質に迫る。

主な目次

    はじめに―和紙のすばらしさとは
一章 美しくすぐれたものとの出合い
二章 用途の広さに感嘆
三章 「ねり」と「流し漉き」
四章 生活文化財としての和紙
五章 室内装飾としての和紙
六章 シーボルトの集めた和紙
七章 ロンドンのパークス・コレクション
八章 ウィーン万国博に出典の和紙
九章 デンマークにある和紙
一〇章 ライプチヒにある和紙
一一章 ベルリンにあるラインのコレクション
一二章 グラスゴーで保管の和紙
一三章 パリに保管されている和紙
    欧米人と和紙との関係年表
    主要参考文献
    あとがき

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