精神科学的教育学の研究 −現代教育学への遺産− |
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小笠原道雄(広島大学教育学部教授)編著
A5判上製・272頁
定価 |
:品切・オンデマンド対応 |
発行年月 |
:1999年2月 |
ISBN |
:ISBN4-472-11421-6 C3037 |
ジャンル |
:教育学・教育思想 |
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ディルタイの思想系譜下にノール、リット、シュプランガー、フリットナー、ボルノーなどがいる。本書は日独の研究者が、精神科学的教育学の流れとその理論的特徴を示し、現代教育学の意義を論究したものである。
[著者] 小笠原道雄/ルードルフ・ラサーン/ヴォルフガング・クラフキ/ヘルムート・ハイラント/ハイン・レター/ハインツ=エルマー・テノルト/ヴォルフガング・ブレツィンカ/ディーター・レンツェン |
主な目次
序 精神科学的教育学の研究−現代ドイツ教育学への展開を中心として(小笠原道雄)
I部
一 精神科学的教育学−その歴史と理論的出発点(R. ラサーン)
二 精神科学的教育学−成果・限界・批判的展開(W. クラフキ)
三 精神科学的教育学の現代的意義(H. ハイラント)
四 精神科学的教育学−過去数十年間の発展と出発点としてのディルタイ(H. レター)
II部
五 批判的・構成的教育科学−その過去と未来(W. クラフキ)
六 教育学および教育科学における「一般的なるもの」−あるいは教育に関する思考の現在(H.-E. エルマー)
七 オーストリア帝国における科学的教育学の起源(W. ブレツィンカ)
八 20世紀末における子供の遊びの変化−歴史的人間学の立場からの日独比較(D. レンツェン) |
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