美と芸術のプロムナード |
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利光 功(玉川大学教授)著
四六判並製・216頁
定価 |
:品切・オンデマンド対応 |
発行年月 |
:1998年3月 |
ISBN |
:ISBN4-472-30021-4 C3070 |
ジャンル |
:芸術 |
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詩歌、音楽、美術、演劇─現代日本人はなぜかくも芸術を愛好するのか。なだらかに彎曲する小鳥の囀る坂道を登ったところにある緑に囲まれた学び舎での教員生活の折々に書かれた随想と評論。日本・西欧の美・芸術・ミュジーアムのプロムナードを逍遙し、美の鑑賞と芸術的生活へと誘う味わい深いエッセイ集。 |
主な目次
I 芸術をめぐって
日本人とムーサ
芸術文化について
現代生活と劇的なもの
一七九三年のシラー
現代美術の現状
日本美術の海外流出について
ラファエルロ作「アテネの学校」について
カサドとチェロと音楽と
『第九』随想
エコ・デザインの理念
消費文化
技術について
II 教育と研究の地平
観照的生活
課題としての全人教育
美術館教育の先駆者リヒトヴァルク
美を尋ねて
竹内敏雄先生のこと
本の周辺
III ミュジーアムから
美術館を楽しむ
文化財の保護から自然保護へ
「学校博物館」について
学芸員養成制度について
美術館とヴォランティア
大学博物館について
イコム五十年
ゴーチエのルーヴル美術館案内
パリの自然史博物館について
あとがき |
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