京都集書院 −福沢諭吉と京都人脈− |
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多田建次(玉川大学教授)著
四六判上製・208頁
定価 |
:品切・オンデマンド対応 |
発行年月 |
:1998年9月 |
ISBN |
:ISBN4-472-30061-3 C3037 |
ジャンル |
:総記 |
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京都集書院はわが国初の公共図書館として図書館史上画期的な意義をもっており、後に設置された各地の図書館に多大な影響を及ぼしている。明治初期の「京都策」と呼ばれた勧業政策・教育近代化政策の一環として開設された集書院は日本の教育の近代化の研究にも大きな意味をもつ。本書は図書館史、教育史双方の視点からその開設から閉館に至る歴史を詳説する。 |
主な目次
はじめに
序 章 福沢諭吉の足跡
第一章 槇村正直の「京都策」
第二章 京都府の中等教育政策と書籍商
第三章 貸本業から書籍会社へ
第四章 集書会社と「集書会社基本」
第五章 集書院の開業と終焉
第六章 集書院閉鎖の要因と評価
第七章 上方における福沢本の偽版問題
第八章 「集書会社基本」と福沢諭吉
関連資料
解 題
一 福沢諭吉書簡
二 『中津市学校の記』
三 『京都学校の記』
四 「大分県教育関係文書」
註
おわりに |
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