玉川大学出版部の本


溶ける家族と子どもたち

小川信夫(前・玉川大学講師)著

B6判上製・228頁
定価 品切・オンデマンド対応
発行年月 :1998年12月
ISBN :ISBN4-472-30111-3 C1036
ジャンル :社会・文化

情報化、少子化、そして価値観の変動する社会のなかで懸命に自立をめざし苦悩する子どもたち。そうした子どもたちの迷いの心を癒し、安らぎを与える場であるはずの家庭・家族が溶けつつある。いま、家族の癒しとは、親と子の絆とは? いまを生きる子どもたちの実態を内側から照射し、数々の事例のなかで検証する。

主な目次

I 溶け出した家族
  1 家族の危機
  2 親になれない親ごっこ
  3 街に漂流する性
II 家族、その豊かさの幻想
  1 家族の消えたマイホーム
  2 子どもの心が溶ける
  3 母の社会化・父の家庭化
III 家族の創造
  1 言葉のある家族
  2 バーチャル家族の終幕
参考文献
あとがき

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