IT時代の産業技術博物館構想 -技術の保存継承が拓く21世紀のモノづくり- |
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馬渕浩一(名古屋市科学館)著
四六判上製・212頁
定価 |
:品切・オンデマンド対応 |
発行年月 |
:2001年2月 |
ISBN |
:ISBN4-472-30254-3 C0000 |
ジャンル |
:工学 |
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モノづくりへの関心と理解をもつ人材の育成や、技術の保存継承を行い、産業の創出の手助けをする産業技術博物館。博物館大国といわれる日本だが、本格的な産業技術博物館はまだない。既存施設とのネットワーク化をめざし、あらゆる形態の技術情報を収集して、産業技術情報センターとしての役割をになう博物館像を提示する。 |
主な目次
1章 産業技術博物館とは何か
一 日本の製造業はいま
二 課題となった産業人材の育成
三 産業技術博物館の歴史
2章 人材育成(展示と教育)
一 実物を使った教育
二 エコミュージアムの視点
三 産業観光の視点
3章 技術、技能の保存継承
一 技術、技能の保存がなぜ必要なのか
二 基盤的技術の保存継承
三 中間・特殊技術の保存継承
四 博物館での取り組み
4章 産業振興 -博物館の高付加価値戦略
一 伝統技術のイノベーション
二 他業種への技術移転の促進
三 用途開発
四 研究開発の効率化
五 産業技術情報のデータベース化
5章 自立した運営
一 これまでの博物館運営
二 新しい博物館運営への模索
三 外部機関との連携・融合
終章 |
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