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<高等教育シリーズ94> 高等教育の変貌と財政 |
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市川昭午（国立学校財務センター教授）著 A5判上製・200頁
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| 高度経済成長を背景に高等教育の大衆化が進行する過程において、高等教育の財政問題が重要な政策課題として登場してきた。なぜ高等教育費は増大しないのか、どうすれば教育資源の効率的な配分と公平な分配が実現するのか。財政環境の変容と高等教育の構造変化に対応して、急速に変貌を遂げる高等教育財政の現状分析と展望。 |
| 主な目次 はしがき 1章 高等教育財政の論点 1 高等教育財政論 2 支出論 3 負担論 4 需給論 2章 高等教育財政の基準と方法 1 政府関与の事由 2 政府介入の形態 3 完全公費負担と混合負担 4 私学助成の根拠と機関援助 5 個人援助の方法 6 おわりに 3章 高等教育費の国際比較 1 高等教育費の要因分析 2 高等教育費の支出規模 3 高等教育費の支出水準 4 高等教育費の負担割合 5 財政支出の拡充は可能か 4章 家計負担と奨学政策 1 重い家計負担 2 奨学政策の転換 3 生涯学習の費用負担 5章 高等教育の構造変動と学費 1 高等教育の変貌と費用負担の再検討 2 大衆化の進展と高等教育の多様化 3 国際競争の激化と高等教育の高度化 4 生涯学習化と高等教育の弾力化 5 地方分権化と公立高等教育の発展 6章 大学評価と資源配分 1 大学評価の論点 2 大学評価の視点 3 おわりに 7章 大学の財政と設置形態 1 国公私立役割分担論 2 国立・私立格差是正論 3 国立大学設置形態変更論 4 私立大学民営化論 8章 21世紀の高等教育と費用負担 1 ユニバーサル化と生涯学習化 2 構造化とボーダレス化 3 情報化とプラザ化 4 国際化と地域化 5 市場化と企業化 注 あとがき 索 引 |
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