能面の彩色 |
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高津紘一著
A4判上製・156頁
定価 |
:19,950円(税込) |
発行年月 |
:2001年12月 |
ISBN |
:ISBN4-472-40245-9 C0074 |
ジャンル |
:演劇・芸能 |
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能面は、能彫や他の彫刻と違ってただそのものを見るだけではなく、演能に際して心の表現を必要とするだけに彩色による仕上げが決定的要素を持っている。それは室町、桃山、江戸と時々の面打が、様々な工夫を重ねながら舞台におけるよりよき表現と自らの独自性を求めてきた。本書は面打ち35年、緻密な彩色で知られる作者の観察力と技法を2年余りに至って追跡収録した待望の書である。 |
本書のもととなった古面
一六 古元休出目満永作
三日月 河内家重作
三光尉 近江児玉満昌作
増髪 洞白出目満喬作
龍女 伝 氷見宗忠作
橋姫 宮田筑後作
釣眼 是閑出目吉満作
顰 友閑出目満庸作
般若 洞白出目満喬作 |
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