子どもは美をどう経験するか −美的人間形成の根本問題− |
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K.モレンハウアー著
真壁宏幹・今井康雄・野平慎二訳
A5判上製・260頁
定価 |
:5,565円(税込) |
発行年月 |
:2001年12月 |
ISBN |
:ISBN4-472-40261-0 C3037 |
ジャンル |
:教育学・教育思想 |
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人間形成にとって美はいかなる意味をもつか。絵を描くこと、即興で演奏することにおいて何が子どもに起こっているか。収集されたデータから絵画と音楽という異質な美の領域を統合的に扱い、ドイツ教育学界を当惑させた話題作。哲学的伝統の中で育まれた美に関する仮説を具体的素材に即して考え直すという希有な冒険的試み。 |
主な目次
日本語版への序文
謝辞
1章 概念区分と探究の手順
2章 ミメーシス-模範と模倣
1 絵のミメーシス
2 音楽のミメーシス
3 まとめ
3章 音楽的相互行為
1 資料の記述
2 頻度分布
4章 様式
1 絵画の様式
2 音楽の様式
5章 ゲシュタルト
1 絵画
2 音楽
6章 表現
7章 結論
付録
1 研究の方法についての解説
2 絵のカタログ
3 音楽即興のカタログ
4 本文中の表の一覧
5 文献
索引
訳者あとがき |
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