芸術社会学 |
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ジャネット・ウルフ(ロチェスター大学教授)著
笹川骼i(玉川大学芸術学部助教授)訳
A5判上製・256頁
定価 |
:4,200円(税込) |
発行年月 |
:2003年4月 |
ISBN |
:ISBN4-472-40292-0 C3070 |
ジャンル |
:芸術 |
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人間の全行為は社会構造のなかに位置づけられているのであり、芸術も、生来の天才に神秘的な霊感として降り来るものではない。むしろ多くの現実的、社会的、歴史的要素の複合体なのである。芸術家や作家の創造的自律性とは、一連の社会的、経済的、イデオロギー的な座標に還元されるものなのだ。―生産、流通、受容という面から諸芸術の社会的特質を探求し、美的価値の問題、芸術の生産における性差別の問題にまで論及する、芸術社会学の主要課題を学ぶための入門書 |
主な目次
初版への序文
第二版への序文
序章
一章 社会構造と芸術創造
二章 芸術の社会的生産
三章 イデオロギーとしての芸術
四章 美的自律性と文化政策
五章 再創造としての解釈 |
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