スミソニアンは何を展示してきたか |
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A. へンダーソン・A. L. ケプラー編
松本栄寿・小浜清子訳
A5判並製・320頁
定価 |
:4,410円(税込) |
発行年月 |
:2003年5月 |
ISBN |
:ISBN4-472-40295-5 C3000 |
ジャンル |
:総記 |
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1億4千万点のコレクションを所蔵するスミソニアンの16の博物館群。スタッフがどのような課題に挑戦し、何をどのように展示したかを語る。スミソニアンのみならず現代のどの博物館も直面している収集や展示に伴う社会的・文化的問題を扱い、伝統にとらわれず、生きた展示にするための取り組み方、考え方を述べている。 |
主な目次
序文 エミー・ヘンダーソン アドリエンヌ・L・ケプラー
展示のジレンマ
1 記憶の展示 スティーヴン・ルーバー
2 美術館の観客に向けて―「新しい日の朝」 ウィリアム・H・トルットナー
3 ホープ・ダイヤモンド―宝石・装身具・イコン リチャード・カリン
4 ハーバート・ウォードの「民族誌的彫刻」 メリー・ジョー・アーノルディ
5 飛べる― 一九〇三年ライト兄弟飛行機の物語 トム・D・クラウチ
6 水晶の頭蓋骨 ジェーン・マクラレン・ウォルシュ
学芸員のジレンマ
7 近い過去と博物館―「ウルワースのカウンター」 ウィリアム・イエングスト ロニー・G・バンチ
8 大衆文化―テレビ番組「家族のすべて」とアメリカ歴史博物館 エレン・ロニー・ヒューズ
9 ズーニーの彫像―天使と軍神 ウィリアム・L・メリル リチャード・E・アルボーン
10 アザラシの皮をまとった大使―スミソニアンの「エスキモー展」 ウィリアム・W・フィッツヒュー
11 一九九〇年代の昆虫園―変化の担い手としての学芸員 サリー・ラヴ
12 新企画―ミュージカル「ベガーズ・ホリデイ」の上演 ドワイト・ブロッカー・バワーズ
訳者あとがき
訳注
原注 |
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