教員養成について

今日、教員には教科等の専門知識や実践的指導力といった資質・能力が強く問われています。そして、教員養成を担う大学は、そのことを確実に保証することが求められています。

さまざまな情報が錯綜する今日の高度情報化社会は、時代や社会を日々変化させています。この変化は、学校教育においても同様です。教員の使命も次代を担う子どもたちの教育に加え、高学歴化した保護者、地域などからの要求(デマンド:Demand)に応えることまで拡大し、学校に期待される役割も大きく変わってきています。

常に変化の伴う今日の学校教育の現場において必要とされるのは、問題意識を抱き、優れた資質と高度な専門能力を有する“高度専門職業人としての教員”に他なりません。これまで全国各地の教育界に多くの優れた人材を輩出してきた“教育の玉川”では、7学部16学科の全てに教職課程を置くとともに、昭和25年から始めた通信教育により、教育現場の求める教員を養成し、社会のデマンドに応えるべく、専門知識の習得はもちろんのこと、実践的指導力の向上を図っています。

そのためには、学校教育の現場との連携は欠かせません。本学では、長年にわたって蓄積してきた地域との連携の実績を踏まえて、双方がよりよい教育活動を展開するために、隣接する東京都稲城市、大学の所在地でもある東京都町田市および横浜市、川崎市と教育に関する協定を締結しています。これらの地域への教育実習生、教育ボランティア、年間を通じたインターンシップ(アシスタントティーチャー)の派遣のほか、学校長による講話や教育実習事前指導、教育実習協議会の開催など、積極的な取り組みを行っています。

また、公立の幼稚園、小・中学校の園長・校長、教育委員会学校教育部部長、指導主事、教育センター長の経験者等を通学課程、通信教育課程の教職担当教員(非常勤講師)として多数採用し、教職を目指す学生一人ひとりにきめ細かい指導と支援を行っています。

一方、教員としての実践的指導力については、大学においてその基礎を確実に修得させることが責務であるとの考えから、各々の授業においては学習内容の到達度を重視しています。特に教職課程の履修については、一定以上の成績平均値のほか、学科により検定試験級位の取得を条件に定め、また、学年ごとに学習内容の到達度や履修履歴等をもとに、教職課程受講継続のための条件を定めて教職指導を行っています。

今後も“教育の玉川”として教育現場の求める教員、社会のデマンドに応える教員の養成に応えるべく努力をしていきます。

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