英語の兄弟達

 

    高校生からの質問

    Aさん:
    ポルトガル語を専攻している友人も「西欧では「自由」は「女」ってイメージがあることは確かでしょう。

    そうなんです。実は、フランス語もスペイン語もイタリア語もポルトガル語ももともとはラテン語を語源としているのでとても似ているんですよ。

    Aさん:
    私は外国語としてまだ英語だけしか勉強していないので、女性名詞・男性名詞でどんな分け方をされているか具体的にはわかりませんが、言葉って突き詰めて行くと本当に文化や歴史背景までわかることも多くて面白いですよね。ただ覚える勉強はややこしいだけですが、一度裏側までのぞくともっともっと知りたくなりますね。

    本当に面白いですよね。もともと「学問する」とか「学習する」ということは、「どうしてだろう?」「不思議だな?」と思うところから始まっていると思います。そういう意味では、何かについて考えるということはもうすでに立派な哲学の始まりであり、学問の始まりだと思いますよ。「なぜかな?」「どうしてだろう?」という疑問と好奇心を持てることは本当に素晴しいことです。

     

    Aさん:
    英語の次はスペイン語か中国語かドイツ語を勉強しようと思っているんですが表面の文法やアルファベットの一歩先までみれると本当に楽しくなると思います。

    本当ですね。私は大学で第二外国語でフランス語を勉強しました。英語とは発音や文法が少し違うけど、とても英語に似ていることも多く面白いです。フランス語をしたら、他のラテン語系の言葉にも興味が出て、イタリア語やスペイン語も選択しました。でも、こちらは本当に初心者レベルです。でも、書いてあるもの(すごく単純なものに限り)を見るとなんとなくどういうことが書いてあるかは想像できます。それは多少違うけど、基本的には似たような文法だからだと思います。大変だったのは、フランス語とスペイン語、イタリア語のクラスが同時にあったとき、つづりが似ているためにゴッチャになってしまい、フランス語のクラスでイタリア語の発音で読んでしまったり、イタリア語とスペイン語の一部が区別つかなくなってしまったり...。とにかくそれだけ似ているということだと思います。