部会A | (教育学部401教室) |
テーマ: | 「国際理解教育と『総合学習』で身につく学力 ― 学会科研費研究・ 国際理解教育のカリキュラム開発に関連してー」 |
企画の趣旨: | 学会の科研費研究実践分科会が取り組んできた国際理解教育のカリキュラム開発農地,学力論と内容論と関連して、「総合学習」の積極的位置づけを行う。 |
コーディネーター: | 藤原孝章(同志社女子大学) |
話題提供者: | 田中博之(大阪教育大学) 大津和子(北海道教育大学) 多田孝志(目白大学) 川口修 (東京都江東区立第4大島小学校) 青木一 (千葉県千葉市立小中台中学校) |
部会B | (教育学部402教室) |
テーマ: | 「21世紀の市民像を探る ‐ 市民社会を創る人間を育む国際理解教育」 |
企画の趣旨: | 今後の社会に求められる、一人ひとりが責任ある市民として、未来をつくる主役となるための価値観や行動を育むための教育について、そのための国際理解教育のあり方を探る。持続可能な開発のための教育、平和の文化など、国際的な潮流などから、また、高校現場への調査、セルハイでの事例も報告する。さらに、中学校現場の現状と、足下の職場からの課題も論議する。 |
コーディネーター: | 淺川和也(東海学園大学) |
話題提供者: | 笠井正隆(オハイオ州立大学大学院) 榎本泰子(千葉県立成田国際高校) 柏村みね子(江戸川区立小松川第三中学校) |
部会C | (教育学部403教室) |
テーマ: | 「地域から出発する国際理解教育の実践 − 地域と世界をつなぐ国際理解教育」 |
企画の趣旨: | 現代の日本社会は多民族・多文化社会として、地域のなかに多様な「世界」が存在しています。また、市民社会組織(CSO)としてのNGO・NPOの活動も発展を遂げ、地域からの国際協力も多様になってきています。学校における国際理解教育においても、このようなセクターと密接な関係を持った展開が求められています。 今回のミニシンポジウムでは、神奈川の地で「あーすネット」「かながわ外国人すまいサポートセンター」、「(特非)地球の木」「朝鮮学校入学おめでとう応援隊」「かながわ開発教育センター」などで活躍をされているお二方にシンポジストになっていただきます。多彩な活動を紹介していただいた上で、「地域と世界をつなぐ」には、どのような視点・行動が必要なのかをみなさんと共に考えてみたいと思います。日本の学校は東アジアにつながる市民社会の中核になれるのでしょうか。多くの方々のご参加を願っています。 |
コーディネーター: | 風巻浩(神奈川県立麻生高校) |
話題提供者: | ペイ・アン(かながわ外国人すまいサポートセンタ副代表、共生のまちづくりネットワークよこはま代表、
横浜市国際性豊かなまちづくり検討委員会委員) 横川芳江(NPO法人「地球の木」顧問、かながわ開発教育センター、「あーすネット」副代表) |
部会D | (教育学部404教室) |
テーマ: | 「世界の子どもたちが地球的課題を共有する国際理解教育の実践 − ユネスコ協同学校の実践事例を中心として」 |
企画の趣旨: | このユネスコ協同学校(UNESCO Associated Schools Project network=ASPnet)とは、「教育を通じて平和を実現する」ことを目的とするUNESCOの世界的なネットワーク組織で、ユネスコ国際教育を実践する加盟学校が「人権」「平和」「多文化理解」「環境」、そして「国際連合の役割とシステム」などのテーマを通じて学びあうものです。 これまで、日本ではあまり耳にすることがなかった名称ですが、日本の国際理解教育がユネスコと切り離されて行われていた長い間、世界では着々と実践が蓄積されネットワークが広がっていました。そして、近年ようやく日本も日本ユネスコ国内委員会(文部科学省)を中心に、このネットワークへの加盟とUNESCO理念に基づく国際教育の活性化が強く促進されるに至っています。 本シンポジウムでは、まず、ユネスコ協同学校に加盟して活動を続ける大阪の3つの高校(本校のほか、大阪府立北淀高等学校、私立羽衣学園高等学校)を紹介し、多様な背景を持つこれらの学校の実践事例を紹介します。同時にアジア太平洋地域の国々( 韓国・中国・タイ・フィリピン)とネットワークを構築して協同実践を行う様子<下記概念図参照>、そして、その一環として昨年7月に実施された4カ国招聘交流、並びに今年1月・3月に実施されたタイ・フィリピン への"学びあい" 訪問交流を紹介します。 さらに、この度、韓国・ユネスコ国内委員会のご協力のもと、大阪教育大学附属高校池田校舎を中心にネットワークを結んでいる高校(上黨−サンダン―高校)のほか、中学の先生や韓国ユネスコ国内委員会からのご出席をいただき、国際教育の取り組みをご紹介いただく予定です。 限られた時間の中で身近な課題への取り組みが世界と通じることになる認識を前提に、ユネスコ協同学校を用いた国内外の学びあいの可能性やあり方、さらに海外修学旅行などをはじめとする国際交流のあり方などについて共に討議したいと考えています。 |
コーディネーター: | 伊井直比呂(大阪教育大学附属池田高校) |
話題提供者: | Mr. Yu Chul(Vice Principal:Chilseong Middle School)前 上黨高等学校教諭 Mz. Seo Young Soon(Vice-Principal : Back shin High School in Gyeonggi Province) Mr. Song Jong-jin(Program Sepecialist : Korean National Commission for UNESCO) |
部会E | (教育学部405教室) |
テーマ: | 「国際理解教育研究へのアプローチ: 実践の分析と評価」 |
企画の趣旨: | 設立5年目を迎える院生研究協議会による初めてのミニシンポです。国際理解教育の実践を支え、研究を進めるためのいくつかの方法論を提案いたします。 |
コーディネーター: | 田村かすみ(神戸大学大学院) |
話題提供者: | 田村知子(九州大学大学院) 西嶋桃子(北海道大学大学院) 服部圭子(大阪大学大学院) 法澤剛一(筑波大学大学院) 市川秀之(早稲田大学大学院) |
テーマ: | 「玉川学園K-12年生における国際理解教育の実践と課題」 |
企画の趣旨: | この特別セッションでは、玉川学園における国際交流プログラムを中心とした実践紹介と今後の新たな展開と課題について議論を深めていく。 |
話題提供者: | 渡瀬恵一(玉川学園小学部) | 「共通テーマで共同研究、ハーカー校との交流プログラム:5・6年生」 |
酒井健司(玉川学園中学部) | 「実践体験学習を中心に、カナダ研修:8年生(中2)」 | |
森本信雄(玉川学園高等部) | 「自ら見つけ出す国際理解:国際教育プログラムの目指すもの:10〜12(高1〜3)年生」 | |
ダグラス・トレルファ(玉川大学) | 「CITAと国際バカロレア」 |