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生命化学科と聞いて、皆さんは何をイメージしますか?
生命化学という言葉を聴いてイメージするものは人によって様々だと思います。
例えば、「生命」とつくから何か生物の力を使って有用な物を作る
「化学」とあるから、すごい装置を使った分析や新しい化学物質を作り出す。
実は我々の生命化学科は、「生物」と「化学」両方の知識や技術をうまく使って様々な生命現象の解明や新しい技術の開発を目指しています。幅広い分野の勉強ができ、4年時には食品・微生物・環境・有機合成・植物など様々な研究領域の中から自分の興味ある分野を深く勉強できます。各領域(研究室)では、「生物」と「化学」の垣根を越えて研究に取り組んでいます。
皆さんは、この事をどうおもいますか?私はすばらしいことだと思います。なぜなら、自分のやっている事と全く違うことをやっている人が近くにいると、お互いに情報交換などをして他にない経験ができると思うからです。
私は今4つの領域のなかで細胞制御化学領域に所属し、ハチミツ生成に関する酵素の遺伝子を大腸菌に組み込み、酵素を大量に作り出す研究を行っています。毎日いろんなことに挑戦できて、とても充実しています。
さて勉強の話ばかりしてきましたが、大学生活には楽しいイベントがあります。例えば11月7日と8日に行われた収穫祭です。ここでは、領域の展示や趣向を凝らした模擬店などが立ち並び地元の方々、遠方の方々、卒業生など多くの方々に参加していただき活気にあふれ、太鼓や神輿なども繰り出し大変賑やかに行われました。
自分の夢に向かって受験を控えている皆さん、追い込みのシーズンで大変だと思いますが、このように大学では勉強だけでなく楽しいキャンパスライフも待っています。是非、受験を乗り越えて夢を叶える第一歩を踏み出してください。皆さんの入学を楽しみにお待ちしております。
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