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写真は1978年頃の総合生物環境情報センター(旧農場)と学内牧場の風景です。旧農場には現在4棟ある温室群は見あたらず、センター管理室とミツバチ科学研究センターとなっている建物は、以前は晴耕塾と言う名称の宿泊施設でした。ここではおよそ一週間、教員と学生が寝食を共にしながら実習を行っていました。残念ながら今では宿泊実習は有りません。この頃大学7号館が完成し発展的に圃場が変貌していきます。
牧場も今と比べればゆったりとした環境でした。放牧場があり、牛たちものんびりとくつろぐ風景が見られました。牧場実習と言えば家畜管理と、現在記念グランドとなっているクヌギ林の中の放牧地の柵の修理がメインだったと記憶しています。チョット分かりにくいですが牛舎の左隣の赤い屋根の建物は管理室です。ここでは一ヶ月間の宿泊実習があり、早朝の搾乳から夕方の搾乳まで学生達と自炊しながら飼育管理を行っていました。以前に比べ農場実習の体系も変わりましたが、これからも発展的に変化していく農場・牧場を期待してやみません。
![]() 1978年当時の農場風景 |
![]() 1978年当時の牧場風景 |